連載
» 2021年06月24日 05時00分 公開

タスクバーでWeb検索などいらん、という人はこうして無効化【Windows 10】Tech TIPS

Windows 10のタスクバーにある[検索]アイコンを利用すると、コマンドなどをあいまい検索で探し、実行できる。しかし、同時にWeb検索の候補が表示されてしまう。そこで、Web検索を非表示に設定して、検索結果をすっきりさせよう。

[小林章彦,デジタルアドバンテージ]

この記事は会員限定です。会員登録(無料)すると全てご覧いただけます。

「Tech TIPS」のインデックス

連載目次

対象:Windows 10 May 2019 Update以降


[検索]アイコンを使った検索では同時にWeb検索の候補一覧が表示される [検索]アイコンを使った検索では同時にWeb検索の候補一覧が表示される
[検索]アイコンを使った検索を実行すると、該当するコマンドなどに加え、BingによるWeb検索の候補一覧(サジェスチョン)が表示される。この機能を使うことはないので非表示にして、検索結果をすっきりとしよう。

 Windows 10では、[スタート]ボタンの右側にある[検索]アイコンをクリックすると、検索ボックスが表示される。検索入力ボックスにコマンドなどを入力すると、検索結果からコマンドが実行可能だ。例えば、「reg」と入力すると、検索結果に「レジストリエディター」が表示され、それを選択すると、レジストリエディターが起動できる。

 あいまい検索でコマンドが実行できるので、[Windows]+[R]キーで[ファイル名を指定して実行]ダイアログを開いてコマンドを実行するよりも便利な面もある。例えば、グループポリシーエディターを起動する際、「gp」とだけ入力すれば、候補として「グループポリシーエディター」「グループポリシーの編集」が表示される、といった具合にコマンドのスペルが若干あいまいでも起動できる。

 ただ、ここでの検索では、コマンドだけでなく、BingによるWeb検索の検索候補一覧が表示されてしまう。だが、この機能でWeb検索を行う人はほとんどないだろう。そこで、この検索機能でWeb検索が表示されないように設定しよう。

 なお、タスクバーに[検索]アイコンが表示されていない場合、タスクバーの空いているところを右クリックし、メニューの[検索]−[表示しない]がチェックされていないかどうか確認しよう。[表示しない]がチェックされていると、[検索]アイコンが表示されないので、[検索アイコンを表示]などを選択して、タスクバーに[検索]アイコンを表示するとよい。

タスクバーに[検索]アイコンが表示されない場合 タスクバーに[検索]アイコンが表示されない場合
タスクバーに[検索]アイコンが表示されていない場合、タスクバーの空いているところを右クリックして、メニューの[検索]−[表示しない]がチェックされていないかどうか確認しよう。[表示しない]が選択されていると、[検索]アイコンが表示されないので、それ以外を選択する。

グループポリシーでWeb検索を非表示に設定する

 Windows 10 Home以外のエディションであれば、グループポリシーを使って設定するとよい。[Windows]+[R]キーで[ファイル名を指定して実行]ダイアログを開き、「gpedit.msc」を入力して、[Enter]キーを押す(検索ボックスで「gpedit」で検索してもよい)。

 グループポリシーエディターが起動するので、左ペインで[ユーザーの構成]−[管理用テンプレート]−[Windowsコンポーネント]−[エクスプローラー]を選択し、右ペインの[エクスプローラーの検索ボックスで最近検索したエントリの表示を無効にする]をダブルクリックする。[エクスプローラーの検索ボックスで最近検索したエントリの表示を無効にする]ダイアログが開くので、ここで[有効]を選択して、[OK]ボタンをクリック、一度、サインアウトして再サインインすると、検索ボックスに文字を入力しても、Web検索が表示されなくなっているはずだ。

グループポリシーでWeb検索を非表示に設定する(1) グループポリシーでWeb検索を非表示に設定する(1)
グループポリシーエディターを起動して、左ペインで[ユーザーの構成]−[管理用テンプレート]−[Windowsコンポーネント]−[エクスプローラー]を選択する。右ペインの[エクスプローラーの検索ボックスで最近検索したエントリの表示を無効にする]をダブルクリックする。
グループポリシーでWeb検索を非表示に設定する(2) グループポリシーでWeb検索を非表示に設定する(2)
[エクスプローラーの検索ボックスで最近検索したエントリの表示を無効にする]ダイアログが開くので、ここで[有効]を選択して、[OK]ボタンをクリックする。
グループポリシーでWeb検索を非表示に設定する(3) グループポリシーでWeb検索を非表示に設定する(3)
[スタート]メニューを開き、[ユーザー]アイコンをクリックし、[サインアウト]を選択して、一度、サインアウトする。再びサインインする。
グループポリシーでWeb検索を非表示に設定する(4) グループポリシーでWeb検索を非表示に設定する(4)
タスクバーの検索ボックスで検索を行うと、Web検索の候補一覧が非表示になっている。

 このグループポリシーを「有効」にすると、エクスプローラーの検索ボックスをクリックした際に表示される検索履歴機能も無効になってしまうので注意してほしい。

エクスプローラーの検索ボックスで検索履歴が非表示になる エクスプローラーの検索ボックスで検索履歴が非表示になる
グループポリシーで[エクスプローラーの検索ボックスで最近検索したエントリの表示を無効にする]を「有効」にすると、エクスプローラーの検索ボックスをクリックした際に表示される検索履歴機能も無効になる。

 このグループポリシーは、サインインするユーザーごとに設定する必要がある。

レジストリでWeb検索を非表示に設定する

 Windows 10 Homeの場合、グループポリシーが設定できないので、レジストリでWeb検索を非表示に設定する必要がある。それには以下のレジストリを設定すればよい。このレジストリ設定は、サインインしているユーザーに対してのみ有効なので注意してほしい。

[注意]

レジストリに不正な値を書き込んでしまうと、システムに重大な障害を及ぼし、最悪の場合、システムの再インストールを余儀なくされることもあります。レジストリエディターの操作は慎重に行うとともに、あくまでご自分のリスクで設定を行ってください。何らかの障害が発生した場合でも、本編集部では責任を負いかねます。ご了承ください。


 [Windows]+[R]キーで[ファイル名を指定して実行]ダイアログを開き、「regedit.exe」を入力して、[Enter]キーを押す(検索ボックスで「regedit」で検索してもよい)。

 レジストリエディターが起動するので、以下のキーを探す。もし、このキーがないようなら「Windows」キーを選択して右クリックメニューから[新規]を選択して、「Explorer」キーを作成する。

項目 内容
キー HKEY_CURRENT_USERの\Software\Policies\Microsoft\Windows\Explorer
値の名前 DisableSearchBoxSuggestions
値の種類 REG_DWORD
値のデータ 非表示:1
表示:0
Web検索を非表示にするレジストリ設定

 「Explorer」キーを選択し、右ペインの空いているところを右クリックし、メニューで[DWORD]を選択して、新しい値を作成し、名前を「DisableSearchBoxSuggestions」に変更する。「DisableSearchBoxSuggestions」をダブルクリックして、[DWORD(32ビット)地の編集]ダイアログが表示されたら、「値のデータ」に「1」を入力して[OK]ボタンをクリックする。サインアウト、再サインインを行うと、Web検索が非表示になっているはずだ。

Copyright© Digital Advantage Corp. All Rights Reserved.

RSSについて

アイティメディアIDについて

メールマガジン登録

@ITのメールマガジンは、 もちろん、すべて無料です。ぜひメールマガジンをご購読ください。