「ISUCON11」の予選レギュレーションが発表 競技日程は2021年8月21日「重い」Webアプリやブログを8時間以内に高速化する

ISUCON11の予選レギュレーションが発表された。チームで登録する必要があり、1チーム当たりの選手は1〜3人。予選に参加できるのは最大600チーム。参加チームはAWSのアカウントを用意しておく必要がある。

» 2021年06月25日 08時00分 公開
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 ISUCON11運営実行委員会は2021年6月23日、「ISUCON11」の予選レギュレーションを発表した。

画像 ISUCONのWebページから引用

 「ISUCON」は、LINEが運営する、Webアプリケーションの高速化を競うイベントだ。「いい感じにスピードアップコンテスト」(Iikanjini Speed Up Contest)として2011年に始まった。2021年は11回目の開催となる。

「重い」Webアプリやブログを8時間以内に高速化する

 主催者が用意した「重い」Webアプリケーションを8時間以内でどれだけ高速化できるかを競う。主催者が提供するベンチマークテストで、競技時間内の最後に記録したスコアの高さで判定する。最後のベンチマークの実行が失敗してスコアが記録されなかったチームは失格になる。予選の上位30チームが本戦に出場可能だ。

 予選の環境については、OSはUbuntuを使い、主催者が提供する初期実装のソフトウェアは「Go」「PHP」「Python」「Ruby」「Rust」「Node.js」を利用して構築する予定だ。ただし、プログラミング言語で実装したソフトウェアの性能が一致するかどうかは保証しない。

 サーバのソフトウェアを入れ替え、設定の変更、アプリケーションコードの変更や入れ替えなど自由に改変できる。アクセス先のURIやレスポンスの構造、JavaScript/CSSファイルやメディアファイルの内容の改変は禁止されている。

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