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» 2021年07月05日 05時00分 公開

気になるWindows 11、Insider Programでいち早く新しいUIや機能を試すTech TIPS

2021年後半に新しいWindows OS「Windows 11」が提供開始になることが発表された。刷新されるユーザーインタフェースや新しい機能が気になるところだ。また、互換性など確認すべき点もある。そこで、いち早く「Windows 11」を体験する方法を紹介しよう。

[小林章彦,デジタルアドバンテージ]

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対象:Windows 11 Insider Preview


Windows 11をWindows Insider Programで試す Windows 11をWindows Insider Programで試す
既にWindows Insider ProgramのDevチャネルでは、Windows 11のプレビュー版の提供が開始されている。Devチャネルに参加することで、いち早くWindows 11の評価が行える。

 Microsoftから新しいWindows OS「Windows 11」が発表された。提供開始は、2021年後半(10月末とうわさされている)になるという。新しいユーザーインタフェース(UI)や新機能が気になるところだ。管理者にとっては、互換性や性能なども気になるところだろう。また、Windows 10からWindows 11への移行を行うべきかの判断を行うためにも、いち早くWindows 11を試してみたいところなのではないだろうか。

 そこで、本Tech TIPSでは、Windows 11のプレビュー版を利用することに特化して、Windows Insider Programへの参加方法を紹介する。なお、プレビュー版は無償で試用できる(ダウンロードなどの通信費は別)。

Windows 11のハードウェア要件に合致したPCを用意する

 現在、Microsoftから提供されているWindows 11は、あくまでも開発途中の評価版であり、実務で利用するためのものではない。そのため、特定の機能が動作しない、突然ハングアップする、といった不具合が発生する可能性もある。実務用とは別のテスト用のPCを用意し、その上で動作させよう(Windows 11のハードウェア要件とその調べ方は、Windows 10 The Latest「Windows 11のリリースで、どうなるWindows 10」参照のこと)。

 Windows Insider Programで提供されるWindows 11のハードウェア要件は、2021年6月24日(米国時間)のWindows 11発表時に公表された要件よりも緩和されているという。Microsoftによれば、製品版の提供時点のハードウェア要件を見直しているとしているものの、2021年7月上旬時点の正式なハードウェア要件はWindows 11発表時点のものでしかない。機能を評価するのであれば、Windows 11発表時点のハードウェア要件に合致したテスト用PCを用意するとよい(仮想マシンでもハードウェア要件に合致すれば動作するはずだ)。

 原稿執筆時点では、Windows 11が提供されているのはWindows Insider ProgramのDevチャネルのみである。ベータチャネルでは2021年夏の終わりから提供される予定だ。ベータ版では、Dev版で発生した問題などを解消したバージョンとなっており、製品版に近い、安定したバージョンとして提供される。Windows 11の評価を急いでいないのであれば、ベータチャネルで提供されてから評価するとよい。

 ハードウェア要件と各チャネルの関係は下表のようになっている。

  ハードウェア要件に合致 ハードウェア要件に合致しない(Windows Insider Programの最低要件には合致) ハードウェア要件に合致しない(Windows Insider Programの最低ハードウェア要件には合致)
Devチャネル 提供開始済み 提供開始済み(一部の機能が動作しない可能性があり) 提供開始済み(例外的にWindows 11 Insider Preview版を提供。Windows 11の正式提供後はWindows 10へ戻る必要がある)
ベータチャネル 2021年夏の終わりより提供開始予定 2021年夏の終わりより提供開始予定(一部の機能が動作しない可能性があり) 提供なし
リリースプレビューチャネル 製品版提供前にWindows 11のWindows 11 Insider Preview版が選択可能 提供なし 提供なし
Windows 11のハードウェア要件とプレビューチャネルの関係

Windows Insider Programへの参加方法

 原稿執筆時点において、Windows 11は、Windows Insider ProgramのDevチャネルに参加したWindows 10でWindows Updateを実行することでしか入手できない。Tech TIPS「更新が降って来るのを待たない! 『Windows Insider Program』のISOイメージを入手する」で紹介しているように、これまでWindows Insider Programで提供されるビルドは、ISOイメージでも提供されている。Windows 11も将来的には、ISOイメージによる提供も行われるものと思われるが、現時点では提供されていない。

 そのため、テスト用PCにWindows 10をインストールする必要がある。Windows 10がインストールできたら、[Windowsの設定]アプリの[更新とセキュリティ]−[Windows Insider Program]画面を開く。

 デフォルト状態では、「オプションの診断データをオンにする必要がある」というメッセージが表示されているはずだ。そこで、そのメッセージの下の[診断&フォードバックの設定に……]リンクをクリックし、[プライバシー]−[診断&フィードバック]画面を開く。ここで、「オプションの診断データ」を選択し、[更新とセキュリティ]−[Windows Insider Program]画面に戻る。

Windows Insider Programへの参加する(1) Windows Insider Programへの参加する(1)
[Windowsの設定]アプリを起動し、[更新とセキュリティ]−[Windows Insider Program]画面を開く。この画面を初めて開く場合は、画面のように「診断&フィードバック」の設定を行うように求められる。
Windows Insider Programへの参加する(2) Windows Insider Programへの参加する(2)
[プライバシー]−[診断&フィードバック]画面に切り替わるので、「オプションの診断データ」を選択し、[更新とセキュリティ]−[Windows Insider Program]画面に戻る。

 これで、Windows Insider Programへの参加手続きが開始できるようになる。[Windows Insider Program]画面の[開始する]ボタンをクリックし、Windows Insider ProgramにリンクするMicrosoftアカウントを入力する。Microsoftアカウントのリンクが完了すると、チャネルの選択画面が表示されるので、すぐにWindows 11を評価するのであれば[Devチャネル]を選択する(夏以降に評価を行う予定ならば「ベータチャネル」でもよい)。

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