「スパゲティ化」どころか「ヤマタノオロチ化」したITシステムをどう再生するか IPAが「DX実践手引書」を公開DX推進担当者を技術面から支援

IPAは「DX実践手引書 ITシステム構築編」を公開した。DXの実現に向けたITシステムのあるべき姿と、その技術要素を解説した。DX推進担当者が自社のITシステムをどのように変えるべきかについての検討を技術的側面から支援する。

» 2021年11月18日 08時00分 公開
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 情報処理推進機構(IPA)は2021年11月16日、「DX実践手引書 ITシステム構築編」を公開した。IPAのWebサイトでダウンロードできる。

画像 「スサノオ・フレームワーク」の概要図(提供:IPA

 同書は、DX(デジタルトランスフォーメーション)の実現に向けたITシステムのあるべき姿と、その技術要素を解説しており、これからDXに取り組み始める、または取り組みの途中にある担当者向けの内容となっている。IPAは「DX推進担当者が自社のITシステムをどのように変えるべきかについての検討を技術的側面から支援する」としている。

「害となっていた存在を価値のある存在に変化させてほしい」

 手引書は、全3章で構成される。

 第1章は「DXを実現するための考え方」として、「目指すべきビジョンの共有」「挑戦しやすい組織環境」「DXの実践を支える人材」といった要素について解説している。

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