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Slackware 14.1が公開、x64版はUEFIに対応開発ツールも最新版に更新

Slackwareの最新安定版「Slackware 14.1」が公開された。Linuxカーネルをバージョン3.10.17に更新し、x64版はUEFIに対応した。コンパイラや開発ツール、アプリケーション、デスクトップ環境なども最新版に更新された。

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 Linuxディストリビューションの一つである「Slackware」の最新安定版となる「Slackware 14.1」が2013年11月7日に公開された。Linuxカーネルをバージョン3.10.17に更新し、x64版はUEFI(Unified Extensible Firmware Interface)を使用しているシステムでのインストールと起動に対応した。コンパイラや開発ツール、アプリケーション、デスクトップ環境なども最新版に更新された。

 デフォルトのC/C++/Objective-C/FORTRAN/Adaコンパイラは「gcc-4.8.2」で、LLVMとClangも含まれる。glibcのバージョンは2.17。Perl 5.18.1、Python 2.7.5、Ruby 1.9.3-p448といった開発ツールに加えて、QtデザイナやKDevelopなどのグラフィカル開発環境も利用できる。

 ウインドウシステムは、処理性能や対応ハードウェアを強化したX.Orgの最新版「X11R7.7」。デスクトップ環境には、高速で軽量の「Xfce 4.10.1」と、「KDE 4.10.5」の2種類を採用した。

 有線LANと無線LANに対応するGUIのネットワーク設定ツール「NetworkManager」を採用しており、モバイルブロードバンドやIPv6、VPNを簡単に設定できる。従来のネットワーク設定ツールのwicdも利用できる。


Slackware 14.1のデスクトップ画面。デスクトップ環境はKDE(画像のクリックで拡大表示)

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