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LinkedInの情報をインポートして、見栄えの良いレジュメを作ろう〜Kinzaa(キンザー)の使い方:登録編海外Webサービスのトリセツ(26)

海外Webサービスの使い方を「日本語で」分かりやすく説明するシリーズ。今月はレジュメ作成サービス「Kinzaa(キンザー)」を紹介します。

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連載目次

 海外Webサービスの使い方を「日本語で」分かりやすく説明するシリーズ。今月はビジネス特化型ソーシャル ネットワーキング サービス「LinkedIn(リンクトイン)」と連携して見やすいレジュメ(職務経歴書)を簡単に作成できるWebサービス「Kinzaa(キンザー)」を紹介します。


Kinzaa(キンザー)」のトップページ(クリックすると、大きなサイズの画像を表示します。以降も二重枠の画像は全て、クリックで拡大します)

※各固有名詞のカタカナ読みはユーザーによって異なるため、一つの参考としてください。


Kinzaaってどんなサービス?

 Kinzaaは「個人の技能(タレント)、強み、経験を正確に反映したレジュメを秒速で作成する」ことを目標に掲げたサービスです。

 Kinzaaの開発チームが求職者や企業の採用担当者に調査を行ったところ、求職者からは「レジュメ作成が苦手」、採用担当者からは「文章ばかりのレジュメは読みにくい」などの声が多く集まったそうです。その意見を反映して「インフォグラフィック(※)を活用して、見やすいレジュメを作成できるサービスを作ろう」と開発が始まったのが、Kinzaaです。

※ インフォグラフィック(infographics):information(情報)とgraphic(グラフィック、図版)を組み合わせた造語で、「情報やデータを可視化することで分かりやすく表現する技術」を表します。グラフィックデザイン分野で近年よく用いられています。


Kinzaa公式ブログ「Kinzaaについて」

 Kinzaaには公式ブログがあり、正確かつユニークな情報を配信しています。


求職者への質問:レジュメ作成は得意ですか?

 上の円グラフは、Kinzaa開発チームが求職者に行った調査の結果です。求職者の多数(ほぼ全員!)が「レジュメ作成が苦手」と答えています。このため採用窓口に届くレジュメは、その人のアピールポイントなどが判然としない似たり寄ったりのものばかりになり、採用担当者はレジュメだけでは突出した候補者を見つけられなくなっているそうです。


採用担当者への質問:レジュメを読み込む時間はありますか?

 「過去に経験したスキルを500ワード(英語の場合)でまとめる」は、文章型レジュメでよく見られるスタイルです。しかし毎日忙しい採用担当者たちはレジュメを読み込む十分な時間が取れません。

 Kinzaaの「情報可視化型」レジュメなら、これらの問題を解決できるでしょうか?

Kinzaa × LinkedInでパーフェクトなレジュメを作ろう

 Kinzaaは、ビジネス特化型ソーシャル ネットワーキング サービス「LinkedIn(リンクトイン)」に登録したプロフィールを読み込んで、簡単にレジュメを作成できるのが大きな特徴です。

 個人の職業経歴を登録・公開するLinkedInは、ヘッドハンティングやスカウトに活用されているので「職業アピール型SNS」ともいわれています。日本のユーザーはまだ少ないのですが「次世代のFacebook」になるであろうと注目されています。


LinkedInのプロフィールページ。学歴や職歴、スキルなどを登録します

 LinkedInのアカウントを持っていない場合は、Kinzaaのみでレジュメを作成することもできます。

登録しよう

 さっそく登録してみましょう。まず、トップページ右上の「Sign up」をクリックします。

 新規登録画面が表示されるので、必要な情報を入力します。新規で情報を入力する他に、Facebookと連携することもできます。

 黄線で囲ったスペースに入力するユーザー名(「kinzaa.com/XXX」の「XXX」に表示される部分)は、後から変更できないので注意してください。

 情報を入力したら「Continue(次へ)」をクリックします。

 登録が完了したら、マイページに遷移します。

 入力した電子メールアドレスに確認メールが届くので、「Activate」をクリックします。

 ログイン後のマイページに遷移したら、登録完了です!

 プロフィール編集ページで情報を直接入力したり、LinkedInからプロフィールをインポート(読み込み)したりすることで、レジュメを作成します。


プロフィール編集ページ

職歴入力ページ

希望入力ページ

 「どんな企業で働きたいか」「希望する勤務時間」「チームのサイズ」などの希望を細かく入力できます。



 次回は実際にレジュメの作成を行ってみます。LinkedInからのインポートと直接入力の両方に挑戦しますので、興味のある方はLinkedInの登録を先に済ませておいてくださいね。

 最近は日本企業の採用でも、英語のレジュメを求められる機会が増えています。インフォグラフィックス式レジュメがどのように作成できるのか、お楽しみに!

「海外Webサービスのトリセツ」バックナンバー

筆者プロフィール

下岡聡子

Nextremer 下岡聡子

Javaプログラマー、フリー翻訳者(英語・中国語)を経て、Nextremerにてインドでのグローバル受託開発システムのマネジメント、新規ビジネス企画担当。大学ではロシア語を専攻。

ITエンジニア向けの英語サービスも提供中。


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