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業務で作成したソフトウエアの著作権は誰にあるのか?――退職社員プログラム持ち出し事件「訴えてやる!」の前に読む IT訴訟 徹底解説(20)(2/2 ページ)

東京高等裁判所 IT専門委員として数々のIT訴訟に携わってきた細川義洋氏が、IT訴訟事例を例にとり、トラブルの予防策と対処法を解説する本連載。今回は、自分が作成したソフトウエアを持ち出して起業したエンジニアが、元職場に横領罪で訴えられた裁判を解説する。

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 裁判所は、法人名義での公表がなかったことに関して、以下の通りに述べた。

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