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アドビ、フォントライブラリサービス「Typekit」にモリサワフォントの一部書体を追加モリサワと協力、追加費用なし

アドビ システムズは2015年10月5日(米国時間)、フォントライブラリサービス「Adobe Typekit」にモリサワ書体とTypeBank書体の一部を追加したと発表。20書体が追加費用なしで日本でも利用できるようになっている。

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 アドビ システムズ(以下、アドビ)は2015年10月5〜7日(現地時間)に米国ロサンゼルスで開催中の年次カンファレンス「Adobe MAX」の基調講演で、フォントライブラリサービス「Adobe Typekit」(以下、Typekit)にモリサワ書体とTypeBank書体の一部を追加したと発表した。


「Adobe MAX」基調講演におけるモリサワフォント追加の発表時の様子

 Typekitは「Adobe Creative Cloud」のサブスクリプションユーザーが利用できるライブラリ。ユーザーは1000種類以上のフォントをデスクトップフォントやWebフォントとして利用することができる。

 追加された計20書体は以下の通り。モリサワが提供するモリサワ書体とモリサワのグループ会社であるタイプバンクが提供するTypeBank書体(*が付いたもの)で構成される。

  • A-OTF リュウミン Pr6N L-KL
  • A-OTF 太ミン A101 Pr6N
  • A-OTF 見出ミン MA31 Pr6N MA31
  • A-OTF 中ゴシック BBB Pr6N Med
  • A-OTF 太ゴ B101 Pr6N Bold
  • A-OTF 見出ゴ MB31 Pr6N MB31
  • A-OTF じゅん Pro 101
  • A-OTF UD 新ゴ Pr6N L
  • A-OTF UD 黎ミン Pr6N L
  • A-OTF UD 新丸ゴ Pr6N L
  • TB シネマ丸ゴシック Std M(*)
  • TB ちび丸ゴシックPlusK Pro R(*)
  • Ro 篠Std-M(*)
  • Ro 日活正楷書体Std-L(*)
  • Ro ぶらっしゅStd-U(*)
  • Ro サンStd-M(*)
  • TB カリグラゴシック Std E(*)
  • 漢字タイポス415 Std R(*)
  • TB 新聞明朝 Std L(*)
  • TB 新聞ゴシック Std M(*)

 リュウミンなどの追加された書体は、追加費用なしで日本でも利用できるようになっている。


Typekitの管理画面にもすでにモリサワフォントが

筆者紹介

岡本 紳吾(おかもと しんご)

1975年大阪生まれ。2000年ごろよりAdobe Flash(当時はmacromedia)を使ったコンテンツ制作を始め、Flash歴だけは異様に長い。自他共に認めるFlash大好きっ子。2008年より活動の拠点を東京に移し、2011年に独立。最近はAdobe Edge系を活用し、HTML5コンテンツも手掛ける。Webプロデュースと制作と山岳メディア運営の会社、hatte Inc.代表取締役。

Twitter:@hage

Facebook:shingo.okamoto


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