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3歳からのプログラミング教室、「キップロ」が開講おもちゃを使って論理思考を学習、2020年のプログラミング教育必修化に向け

プログラミングスクールを運営するKnocknoteが、3〜6歳の子ども向けプログラミング教室「キップロ -Kids Programming School-」を開講する。2020年予定の小学校のプログラミング必修化に向け、2020年に小学生になる幼児を対象にした。

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 プログラミングスクールを運営するKnocknoteは2016年9月6日、3〜6歳の子どもを対象とするプログラミング教室「キップロ -Kids Programming School-」を開講すると発表した。

 キップロでは、親子で遊びながらプログラミングを学べる「プログラミングおもちゃ」を教材に使い、友達と協力しておもちゃをプログラミングして動かすことに挑戦するカリキュラムを提供する。

photo 教材として使われる「プログラミングおもちゃ」

 閣議決定された「日本再興戦略2016」では、2020年から小学生のプログラミング教育を必修化する方針が示された。これを踏まえて、米マサチューセッツ工科大学の「Scratch(スクラッチ)」によるビジュアルプログラミングなどを利用した小学生向けプログラミング教室が増え、習い事としての認知も進んでいる。一方で同社は、(2020年に小学生となる)2016年時点で3〜6歳の幼児にも気軽にプログラミングに触れられる環境の整備も今すぐ必要とし、幼児でもプログラミングに必要な論理的な思考力を養える場となるようカリキュラムを工夫したという。

 教材には、プログラミングおもちゃやiPadなどのタブレットを利用する。教室は東京都新宿区にある「四谷ひろば」。開講日は2016年9月24日以降の週末の予定で、各週のペースで開く。授業料は6480円/月(税別、以下同。他に、システム維持手数料に1980円/月)。1回5480円の体験授業コースも用意する。

特集:小学生の「プログラミング教育」その前に

政府の成長戦略の中で小学校の「プログラミング教育」を必修化し2020年度に開始することが発表され、さまざまな議論を生んでいる。そもそも「プログラミング」とは何か、小学生に「プログラミング教育」を必修化する意味はあるのか、「プログラミング的思考」とは何なのか、親はどのように準備しておけばいいのか、小学生の教員は各教科にどのように取り入れればいいのか――本特集では、有識者へのインタビューなどで、これらの疑問を解きほぐしていく。



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