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ワイドテック、ロボットで業務を効率化する「WinActor」の販売を開始国産RPAの草分けとして展開

ワイドテックはキーボードやマウス操作を自動化するRPAソフトウェア「WinActor」の販売を開始する。Windowsで動作するほとんどのソフトウェアに対応し、複数のソフトウェアを組み合わせた作業も自動化できる。

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 ワイドテックは2017年9月29日、NTTアドバンステクノロジが開発した「WinActor」の販売を開始すると発表した。同製品は、日本政府が推進中の「働き方改革」の実現に向けて業務効率を向上させるツールとして注目を集めているRPA(Robotics Process Automation)ソフトウェア。これまで人手で行われたWindowsアプリケーションのキーボードやマウス操作を自動化できる。


「WinActor」のWebページ

 WinActorでは、複数のソフトウェアを組み合わせた作業の自動化も可能。例えば、Excelのワークシートから住所情報を抽出し、その情報を基にWebブラウザで検索した地図をWord文書に貼り付けるといった一連の作業を自動化できる。Windowsで動作するほとんどのソフトウェアに対応し、あらかじめ人手による操作を「シナリオ」として登録しておけば、シナリオを選ぶだけで登録した一連の作業を実行できる。なお、シナリオ作成にプログラミングは不要だ。

 定型作業を自動化することで、作業時間を削減するだけでなく、誤入力やチェック漏れなども防げるようになる。また作業を自動化することで空いた人材を、より有効的な業務へシフトさせることが可能だ。

 ワイドテックでは、サーバやネットワーク機器を対象とした運用自動化ソリューション「POLESTAR Automation」を販売している。WinActorも取り扱い始めることで、大規模データセンターでの運用管理から、クライアントPC上での作業まで、業務自動化をワンストップで提案できる体制を整えたとしている。

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