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PHPプログラミングも快適に! VS Codeの二大拡張機能Visual Studio Code+PHPの可能性を探る(2/3 ページ)

VS CodeとPHPでWebアプリ開発はどこまで簡単になるのかを探る新連載。今回はVS Codeを利用したPHPによるアプリ開発に必須の拡張機能を2つ紹介する。

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PHPコードの記述

 ここでは、XAMPPのインストールフォルダの直下にあるhtdocsフォルダにvscodephp_01フォルダを作成して、そこに以下の2つのファイルを作成した。

<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
  <meta charset="UTF-8">
  <title>PHP sample page</title>
</head>
<body>
  <form action="hello.php" method="post">
    <p>
      Hello
      <input type="text" name="whom">
      <input type="submit" value="submit">
    </p>
  </form>
</body>
</html>

<?php
date_default_timezone_set('Asia/Tokyo');
$d = getdate();
$h = $d["hours"];

if ($h < 6 && $h > 12)
  $msg = "Good morning!, ";
elseif ($h >= 12 && $h <= 18)
  $msg = "Good afternoon!, ";
elseif ($h >= 19 && $h <= 22)
  $msg = "Good evening!, ";
else
  $msg = "Good night!, ";

print($msg . $_POST["whom"]);


今回作成したPHPアプリ(上:index.html、下:hello.php)

 これは非常に単純なアプリで、フォームに何かを入力して、[submit]ボタンをクリックすると、現在の時刻に合わせたメッセージが表示されるだけのものだ。

 ちなみに、PHP IntelliSense拡張機能をインストールしていない状態だと、上に示したPHPコードの入力時の支援機能がかなり少ないものになる。例えば、以下はif文を入力しようとしているところだが、何の支援も得られない。

PHP IntelliSense拡張機能がない場合
PHP IntelliSense拡張機能がない場合
何もポップアップが表示されていない点に注目。

 一方、PHP IntelliSenseをインストールした環境では次のようになる。

PHP IntelliSense拡張機能をインストールしている場合
PHP IntelliSense拡張機能をインストールしている場合

 ご覧のように、if文の構文や「if」で始まる候補がポップアップ表示されている。これらを利用することで、「この構文、どうだっけ?」というときにPHPのマニュアルをブラウズする機会も少なくなるだろうし、コード量も削減できるはずだ。

 また、以下はdate_default_timezone_set関数呼び出しを記述しているところだが、引数の説明もポップアップしてくれる(シグネチャヘルプ)。

シグネチャヘルプ機能による引数の説明のポップアップ
シグネチャヘルプ機能による引数の説明のポップアップ

 コード自体がシンプルなため、PHP IntelliSense拡張機能のその他のよいところは今回は紹介できないが、これがあるとないとでは、コード記述に大きな差がでることは想像できるはずだ。

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