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「ライセンスコストを低減」、AWSがベアメタルインスタンス5種を発表Nitro Systemを搭載

Amazon Web Servicesは2019年2月14日(米国時間)、新たなベアメタルインスタンス5種を発表した。このうち東京リージョンでも提供開始されたz1dは、ライセンスコスト低減に寄与するという。

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 Amazon Web Servicesは2019年2月14日(米国時間)、新たなベアメタルインスタンス5種を発表した。全てがサーバの各種機能を専用プロセッサーにオフロードすることで高速化する技術群「Nitro System(ナイトロシステム)」を搭載する。

 「m5.metal」「m5d.metal」「r5.metal」「r5d.metal」「z1d.metal」で、論理プロセッサー数は48あるいは96、メインメモリは384あるいは768GB、ローカルストレージ(NVMe SSD)はなし/1.8TB/3.6TB、ネットワーク接続は全て25Gbpsとなっている。

 m5.metalとm5d.metalはメインメモリを384GB搭載。ゲームサーバ、アプリケーション開発環境などの一般的なワークロードを想定している。

 r5.metalとr5d.metalはメインメモリが768GBで、高速データベース、インメモリキャッシュ、中規模のインメモリデータベース、リアルタイムデータ分析などを想定するという。m5.metal、r5.metalとm5d.metal、r5d.metalの違いはローカルストレージがなしか3.6TBかにある。

 z1d.metalは論理プロセッサー48、メインメモリ384GB、ローカルストレージ1.8TBの構成。Nitro Systemによる高速化のため、CPUコア課金のデータベースなどで、ライセンスコストの削減につながるとしている。

 5つのインスタンスのうち、m5.metal、z1d.metalは東京リージョンでも提供開始している。

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