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同じPJで同じ(ような)仕事をしているけれど:

システム開発プロジェクトに存在する複数種類の契約形態 (1/3)

受託、派遣、準委任???――IT業界解説シリーズ、第3弾はシステム開発プロジェクトに混在する複数の「契約形態」を解説します。

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 複雑怪奇なIT“業界”を解説する本連載、第1弾はIT業界にまん延する多重下請け構造と偽装請負について、第2弾は多重下請け構造が起こる仕組みについて説明した。

 今回は、複数の会社が参画するシステム開発プロジェクトの「契約関係」を解説する。現在受託開発プロジェクトに従事しているエンジニアは、自分が所属する企業、および自分はどのような契約でプロジェクトに参加しているのか、本記事を参考に確認してもらいたい。また、これからIT業界への就転職を希望している方は、就業先選びの参考にしてほしい。

※IT業界にはさまざまな業種、職種があるが、本稿では、ITシステムの受託開発を行う企業、SES(System Engineering Service)を行う企業、個人事業主について解説する。また、本稿で解説する事例は一部であって、全てに当てはまるわけではないことをご了承いただきたい(編集部)

プロジェクトに混在するさまざまな契約形態

 システム開発プロジェクトは、さまざまな契約形態のIT企業、エンジニアで構成されています。

 多くの場合、SIerなどの大手ベンダーは、ユーザー企業からプロジェクトを一括して「受注」し、開発業務を外注(二次請け以降の企業)に「委託」します。

 企業間の契約は「業務委託」「派遣」に大別され、業務委託には「請負契約」と「準委任契約」があります。そして現場には、「労働者」として参加するメンバーと「個人事業主」として参加するメンバーがいます。

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