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Linux基本コマンドTips(361):

【 shopt 】コマンド――bashのシェルオプションを表示/設定する

本連載は、Linuxのコマンドについて、基本書式からオプション、具体的な実行例までを紹介していきます。今回は、bashのシェルオプションを設定する「shopt」コマンドです。

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 本連載は、Linuxのコマンドについて、基本書式からオプション、具体的な実行例までを紹介していきます。今回は、bashのシェルオプションを設定する「shopt」コマンドです。

shoptコマンドとは?

 「shopt」はbashの動作設定(シェルオプション)を表示、設定するコマンドです。

 shoptはbashのビルトインコマンド(内部コマンド、シェルコマンド)です(※1)。「man」コマンドではなく、「help」コマンドや「man bash」で詳細を確認します。

※1 shoptはbash 2.0で追加されたコマンド。



 シェルオプションは、「set」コマンド(連載第205回連載第207回連載第208回)で設定できるものと、shoptコマンドで設定できるものに分かれています。

 setコマンドで設定したシェルオプションは、環境変数「SHELLOPTS」に保存されます。また、shoptコマンドで設定したシェルオプションは、bashバージョン4.1以降、環境変数「BASHOPTS」に保存されるようになりました。

 なお、shoptコマンドでも、setコマンド用のシェルオプションが設定可能です(「-o」オプション使用、解説を参照)。



コマンドの書式

shopt [オプション]

※ [ ]は省略可能な引数を示しています。




shoptの主なオプション

短いオプション 意味
-s シェルオプション 指定したシェルオプションを有効(on)にする
-u シェルオプション 指定したシェルオプションを無効(off)にする
-o 「set -o」で指定できるシェルオプションを対象にする
-p シェルオプションの設定状況を、「shopt -s(または-u) オプション」という書式で一覧表示する(※2)
-q メッセージを出力しない(無効なシェルオプションを指定したといったエラーメッセージは出力する)

※2 「shopt -p」の出力結果をファイルに保存しておくと、定義ファイルとして利用できるため、シェルオプションの設定を元に戻す際などに役立つ。





シェルオプションの設定状況を表示する

 「shopt」で、シェルオプションの設定状況(on/off)を一覧表示します。「shopt シェルオプション名」で表示対象を指定できます。

 「-o」を指定すると、「set -o」(連載第205回)で指定できるシェルオプションのみを表示します。

コマンド実行例

shopt

(シェルオプションを一覧表示する。各オプションがon/offも表示する)

shopt シェルオプション名

(指定したシェルオプションの設定状況のみを表示する)

shopt -o

(「set -o」で設定できるシェルオプションを一覧表示する。各オプションのon/offも表示する)


 表示件数が多いため、画面1では「head」コマンドで、出力の冒頭部分のみを表示しました。

画面1
画面1 シェルオプションの設定状況(一部)を表示したところ

 なお、シェルオプション名を入力する際は[TAB]キーを押すことで入力していない文字列を補完できます(画面2)。

画面2
画面2 シェルオプション名の入力の際に[TAB]キーを使ったところ


シェルオプションを設定する

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