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仕事が「つまんない」ままでいいの?(61):

早期退職に向いている人、いない人 (2/4)

大企業の早期希望退職者の募集が盛んです。でも、その早期退職、本当に大丈夫? それしか手はないの?

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早期希望退職に向いている人、いない人

 では、早期希望退職には、どのようなタイプが向いているのでしょうか。

 サラリーマンの価値は、一般的に「社内評価」で決まります。一方、転職や起業は「社外評価」です。早期希望退職に向いているか否かを、「社内価値」と「社外価値」の2軸で4つのタイプに分けました。

  1. 社内での評価は高く、社外での評価も高い
  2. 社内での評価は低く、社外での評価は高い
  3. 社内での評価は高く、社外での評価は低い
  4. 社内での評価は低く、社外での評価も低い

 1の「社内での評価は高く、社外での評価も高い」タイプは、早期希望退職に向いています。年代に関係なく、「○○さん、うちで働きませんか?」「今度、一緒に仕事したいですね」などと言われたことがある人なら、きっと、社外での評価も高いはずです。

 2の「社内での評価は低く、社外での評価は高い」タイプも、早期希望退職に向いています。というより、早く次の道に進むべきかもしれません。社外では「○○さんの技術力はすごい」と言われているのに、社内では「○○さんは技術ばかり追い求めていて、本来やるべきマネジメントをしようとしない」と酷評されているような人がそうです。

 4の「社内での評価は低く、社外での評価も低い」タイプは、そもそも早期希望退職を望まないような気がします。希望しなければ、すぐに「路頭に迷う危険は少ない」と思うかもしれません。でも、早期希望退職は「希望」という言葉こそついてはいるものの、実態は本人の意思と関係なく、「体のいいリストラ」のような形で行われているとも聞きます。今のうちから、将来を見据えて何かしらの準備を始めるに越したことはありません。

 最も慎重になってほしいのは、3の「社内での評価は高く、社外での評価は低い」タイプです。社内では「○○さんはすごい」「優秀」と言われる。それだけに自己評価が高くそれなりの自信がある。でも社外に出ると……。現実は厳しいので、判断は慎重にしなくてはなりません。

 ちなみに、起業したときの私は3のタイプでした。

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