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エクイニクスがGICとの合弁に基づき、日本国内に大規模クラウド事業者向けデータセンターを本格展開東京に2カ所、大阪に1カ所開設へ

エクイニクスは2020年4月22日、シンガポールの政府系ファンドであるGICとの合弁会社設立を発表した。同社を通じ、同社が「xScaleデータセンター」と呼ぶ、ハイパースケールクラウド事業者向けのデータセンターを東京に2カ所、大阪に1カ所開設する。

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 エクイニクスは2020年4月22日、日本におけるハイパースケールデータセンターの構築・運用のため、シンガポールの政府系ファンドであるGICと、初期投資額10億ドル規模の合弁会社を設立したと発表した。

 エクイニクスはこの合弁会社を通じ、同社が「xScaleデータセンター」と呼ぶ、ハイパースケールクラウド事業者向けのデータセンターを東京に2カ所、大阪に1カ所開設する。このうち、東京の1カ所と大阪の1カ所については、既に構築計画が公表されている。今回の発表で、東京にもう1カ所構築することが明らかになった。

 なお、東京における2カ所のうち1カ所目のデータセンター「TY12x」は、第1期の開設を2020年第4四半期に予定している。大阪のデータセンター「OS2x」は、第1期の開設を2021年第4四半期に予定する。


TY12とOS2xに関する公表済みの開設計画。「Phase Capacity」は第1期における想定提供ラック数と電力供給量、「Capacity in Future Phases」は最終フェーズ完成時における想定ラック数と想定電力供給量

 エクイニクスは企業顧客の社内データセンターと主要クラウド事業者を結ぶ相互接続サービスを軸とし、これに加えて高速接続環境を生かした企業向けのコロケーションサービスを展開してきた。今回の合弁契約により、同社は日本国内で本格的に主要パブリッククラウド事業者などに向けたファシリティの提供サービスを展開していく。

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