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2007年問題
投稿者 | 投稿内容 | ||||||||||||||||
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投稿日時: 2004-03-22 16:45
はにまるです
引用の内容は、教育=社会貢献という観点をワザと外し 知識の継承の重要性を模索した結果です。 まず、私達が言う「知識を得る」の殆どは、 目的達成の手段、つまり「御勉強」です。 これは目的達成の手段である為、費用対効果が必ず付きまとい 質問者は、自ずと情報に対して価値の評価をしています。 その結果、返答者が有益とする補足情報も その時点の質問者には無価値である事は、十二分にあります。 考えてみると、我々は何時も知識共有をしているのでは無く、 何かのキッカケ(今が適切/必要と判断し)を持って知識共有の行動を起しています。 学ぶ側にとってキッカケの殆どが「問題発生」や「問題に気付く」のタイミングである為、 「学ぶ側の人間の印象は、悪く見える性質がある」という事を念頭に入れて 議論する必要があると思います。 学ぶ側、教える側のどっちが悪い?の議論では結論が出ないと思います。 知識の継承のキッカケをどの様に組み込むかで考え、 「知識共有の管理」について各個人個人が両者の立場として 考えなければいけないと考えます。 | ||||||||||||||||
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投稿日時: 2004-03-22 17:14
こんにちは〜。
色々な方の意見が伺えて、会議室っていいなぁと実感中です(笑)。 会議室を移動されるのでしたら、それでも構わないのですが、折角なのでもう少し書かせてください。(^^;
キター!と思いました(笑)。 まさにこの両方(初心者気分と教えること)で、失敗?した例をいくつも見ているからです…。 (先の投稿もその例かな) 私の場合、何も壮大なことをしようとしているわけではないのです。 「自分の仕事道具(PC)くらい、一人でネットワークの設定ができるようになろうよ」 といって勉強会を開いたのに、受講者から 「設定ができないから手伝って。つーか、やってくれるんでしょ?」 という内容の電話がかかってきて凹んだ、とか。 これで 「重要性が理解できない」 と言われても…どうしろと……… (レベル低くて&愚痴っぽくってすみません…) もちろん、このような人ばかりではないのですが、「とりあえずいいじゃん」 という意識を持っている人が多くなったなぁと、会社やその外でも感じることが多くなったように思います。 根本的に考え方が違うのかしら?ということで、昔私も言われた 「今時の〜」 を自嘲を込めて言ってみました(確かに、年は取りました。笑)。 るぱんさんのおっしゃるように 「できない奴はできない」 だとは思うのですが、企業人として考えると、そういってバッサリ切るわけにもいかず、苦心しているところなのです。 (そういう意味では、kaz さんのおっしゃる淘汰されていく会社なのかもしれません。いえ、このままいけばいずれそうなるだろうと個人的には確信しています。だから何とか…と思うのですが。苦笑) 全員ではなくて、ピンポイントでも引き継げる人がいないので困っています(爆)。 せっかく諸先輩方が 「知識の継承」 を意識してくださっても、継ぎ手側が受け取れないのであれば、継承自体が成立しないのではないか、と思いまして…。 スレの内容がとても高いレベルで進んでいたので、跡取りについてはどうでしょう?とお聞きしてみたかった次第です。(^^; Jitta さんに笑っていただいて、ちょっと肩の力が抜けました(笑)。 (ちなみに、うちの旦那には 「そんなに一生懸命になる必要あるの?」 とはよく言われていますし、友達たちにも 「とっととヤメレ」 と言われ続けてます。苦笑) それと、「失敗」 についても、考える部分がありました。 私なんかはよく ”やらかす” 方なのですが(苦笑)。 「私は悪くない」 と思いたい人も多い気がしますね。 私は悪くない → 他人の指示に従ってれば言い逃れできる → チャレンジなんてとんでもない(タルイし)、などなど。 失敗しても、大抵のことはやり直せると思いますし、「失敗から学ぶと身に付くよ〜」 なんてこともよく言っているのですが、どうもイマイチ…。 もうひとつ、るぱんさんのおっしゃるように、キャリアパスが見えないということも、視野を広げられない一因&やる気を損なわせていると思います。 現にその件で、私は会社とやりあってたりもしていますしね(苦笑)。 一人でがんばろうとは、はなっから考えてはいないのですが(無理ですしね)、危機感は煽っておかねばと思う今日この頃です。 | ||||||||||||||||
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投稿日時: 2004-03-22 17:55
皆様のご意見、本当にすごくためになります。
自分はまさに知識の継承「しない/されない」環境にいます。 もっと学びたいことはとても多いのですが、 どうしても自分が自信を持ってあたれる仕事にしか関われない状況です。 「失敗を恐れない」とありましたが、 「本番サーバーが落ちちゃった」「勉強になったでしょ?次からは頑張ってね」 という訳にはいかないので、失敗は本当に怖いです。 だから、新人さんにも「これは勉強じゃなくて仕事だから」「チャレンジはしないで」 と思わず言ってしまいます。 やはり、会社内で上の立場に立つようになると見方が変わるものなのでしょうか? 実際の業務を行いながらの知識の継承の実態がお伺いしたいです。 | ||||||||||||||||
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投稿日時: 2004-03-23 00:18
「常に裏切る」戦略が最適、というのはちょっとインチキな話では あったのですが。ただ、企業対個人の場合、企業の「顔」がみえにくい ため、前回の取引相手がどういう行動を取ったかという情報が残りにくく、 ために「常に裏切る」方向に進みやすい傾向にあるかとは思います。 チーム間で裏切りあう、というのは実際ありますねえ。ある程度以上 大きな企業ではどこでもそうなってるでしょう。で、一部の経営者は 家族的な企業を目指すことになる、と。 # だからといってコミュニティ運動を見学してもしょうがないと思いますが。 ただ、世の中悪い人ばかりじゃない、といいますか、tit for tat 戦略が 採用されていることも多いですよね。 # でもそういうのは取引費用の削減を期待したものであって、暗黙知を # 抱え込む傾向はやはり変わらないのかなあ... | ||||||||||||||||
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投稿日時: 2004-03-23 00:24
こんにちは。
これは甘いと思いますね。 ・失敗は怖いものであるべき。(失敗が怖くないことの方がかえって怖い) ・失敗を恐れず挑戦する気持ちを持つのが望ましい。 | ||||||||||||||||
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投稿日時: 2004-03-23 00:45
「ちかごろの若いやつはなっとらん」てのはメソポタミアの粘土板にも
書かれているといいますが。 そういう年寄りの小言じゃなくて、確かに若い世代がダメになっている のだとすれば(私はそうだと思いますが)それは社会に原因があるはずで。 そのあたりのことを考えておいてもよいかと。 高度成長期あたりには現在に至る道が敷かれていたと私は考えていますが そのへんははしょってしまって。 ・・・ たとえばテレビのニュース番組について。かつては「事実のみを伝える べき」というタテマエでつくられていたのが、キャスターが意見を述べて 「そのニュースをどう理解したらよいか」ということまで教えるように なったのがだいたい1980年代半ばのことであったと思います。 無論、視聴者の求めによってそうなったのです。 ・・・ 少し時代が下ったところでは「情報をそのまま伝える」方針の『ぴあ』が 「編集者が価値を判断し、取捨選択を行った結果だけを伝える」方針の 『Tokyo Walker』に敗れたりとか。 ・・・ 一事が万事この通りで。 そういう世の中で育ったら、「自分で考えない、誰かが教えてくれるのを 待っている」人間になるのも当然なわけで。 私はこの点については悲観的でして。「馬を水辺に連れてゆくことは できるが、水を飲ませることはできない」と。 [ メッセージ編集済み 編集者: ぽんす 編集日時 2004-03-23 00:49 ] | ||||||||||||||||
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投稿日時: 2004-03-23 02:46
こんばんわ.
やっぱりこの手の話題って盛り上がっちゃうものなのですね.
自分もそう思います.でも,自分もるぱん様に同意です.望ましいことが必ずしも万人受けするとは思っていませんし,それ以前に「人柱」は誰しも欲するところでしょう.それでも何かしら「憤り」に近いものがあれば,多分進んじゃうんですよね. どっちつかずで卑怯ですが,基本的にはるぱん様に賛成,でも時としてラフィン様の意見を標榜してしまうのが現実なんじゃないかと,自分を振り返ってます.
自分はこのところ,半ば傍観することにしています. なぜなら躾の問題が大きい気がしてならないからです.というのも,「怒られ慣れていない?」と感じることが多いのです.愚にもつかない隠蔽をして,それがバレルと「キレる」.それでいて「お友達同士」ではちゃんと付き合える.同じような感覚でいられる限りはなんとなくたゆたっていられるけど,自分が「理解できない」とか「不快に感じる」人間に直面すると激情に任せてしまうか,壁をせっせと作っている. そこに,なんとなく「幼児性ヒステリー」を感じてしまうのです. だから,「これは直らないのではないか?」とまで考えることが,つい昨年の暮れにあったばかりでして... 自分にとって障壁になる存在は巧妙に嗅ぎ分けて避ける習性があるから,そもそも障壁にぶつかったときの対処方法を感覚的に養ってきていない.ここを見ると,「あ,この人こっぴどく叱られたことが少ないんじゃないか?」と思えてしまうのです.極めて愚見なのかもしれませんけど... 話が飛びますけど,
はなんか新鮮な感覚です.煙たがられているのは感じていますけど...そういうものなんですかね? | ||||||||||||||||
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投稿日時: 2004-03-23 09:42
はにまるです。
当文書は会社でのお話を前提としていますので御注意を! 「知識継承がされていないなら、知識継承をしろ」と言う経営者や管理者は、 職務怠慢の何物でも無いと思います。 「知識を継承する(コスト)に対し、知識を得たメリット」の費用対効果と 「組織と個人の利害関係の調整」が考えられていないからです。 「知識継承をしろ!」は現場への単なる指示です。 学生でも、そんな指示では誰も動かないのは解りますよね?... 「組織として知識をどの様に管理すべきか?」「知識財産を誰の物と考えるベキか?」 この2点で話をし対策を取らなければ、誰も動く訳が無いと思います。 |