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伝送遅延-->スループット低下-->レスポンス悪化？
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| 投稿者 | 投稿内容 | ||||
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投稿日時: 2004-07-06 09:40
皆さん、おはようございます。トーヤと申します。
業務中、委託を依頼している企業の方から、トラフィックに関する 留意点についていろいろ教えてもらっているときの話の中で、 「伝送遅延が発生し得る」 「スループットが低下する」 「レスポンスが悪化する」 というワードが出てきました。 そのときは聞き流してしまったのですが、よくよく考えると それぞれのつながりがよくわかりません。 伝送遅延が発生するとは、おそらくパケットがネットワーク経路 途中でフラグメント化されて再送が必要になったりするのに起因 すると思うのですが、そうなると結果として、スループットが 低下するってことがいえるのでしょうか？ 同様に、そうなると相手からの応答時間がよぶんにかかることに なるから、レスポンスが悪化したっていえるのでしょうか？ 使い分けすべきものかどうか、が判断できないでおります。 （要は「同じことじゃん？」って思えてしまうから） これらのワードを上手に使い分けることはできますか？？ （使い分けできたら格好いいな、と思って質問に至りました。不純な理由でゴメンナサイ。。） | ||||
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投稿日時: 2004-07-06 10:27
言葉を適用する場合と範囲などは、その言葉毎に異なります。
その背景を言葉毎に理解すれば使い分けというのは問題なくできる様になります。 まずは専門辞書などを引いてその手の用語の利用場面と範囲をきっちり押えましょう。 自動車で言えば、 ・速度が遅くなる ・目的地までの往復に時間が掛かる などの違いみたいなものです。 これだとそれぞれの意味の違いと言葉の使い分けは分かりますよね？ つまり挙げられた通信用語についてもそういうようなことです。 | ||||
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投稿日時: 2004-07-06 22:53
「伝送遅延が発生し得る」 --- 送ったものがなかなか届かない事がある。
「スループットが低下する」 -- 一度に少しづつしか送れなくなった。 「レスポンスが悪化する」 --- 送り届けたかどうかの返事がなかなかこない。 （応答がない（悪い）という方が適切か..） って感じ？ | ||||
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投稿日時: 2004-07-06 23:24
unibon です。こんにちわ。
いくぶんジョークですが、国立国語研究所の外来語委員会に頑張ってもらえばよいのかなとも思いました。残念ながら「伝送遅延」は外来語ではないですが。 http://www.kokken.go.jp/public/gairaigo/ 「レスポンス」は、送信してから受信が完了するまでの時間であり、サービスの利用者側が重視する値だと思います(リクエストとレスポンスが逆になることもあるでしょうけど)。一方、「スループット」は処理能力ということで、複数のトランザクションを時間内にどれだけの個数を処理できるかであり、これはサービスの提供者側の都合から重視したい値でしょう。平均値だけを使うなら互いに逆数関係なだけであり、違いは少ないですが、分布を考えると使い分けが重要になるでしょう。おもにどちらの立場で決めたい値かで使い分ければ良いような気もします。 なお、「伝送遅延」はこれらの原因のひとつにすぎないものという感じでしょう。 | ||||
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投稿日時: 2004-07-07 10:38
トーヤです。皆さん、ご回答感謝です！
非武装エリア さん、 今回のように噛み砕いてお教えいただき、本当にわかりやすかったデス！ 私のように理解力の乏しい人間でもわかりました。 unibon さん、 > なお、「伝送遅延」はこれらの原因のひとつにすぎないものという感じでしょう。 こちらを見て、あれだけ混乱していた三者の切り分けがスッとできました！ おっしゃる通りです！「原因」でした。 ありがとうございました。 またご迷惑をおかけするかもですが、またよろしくお願いします！！ | ||||
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