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「簡単に作れる」なんて言うから
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投稿日時: 2004-07-15 14:42
なんだかまとめて頂いているようで、恐縮です。 元々のネタ振りは、このことだったように思います。 メーカーは「簡単」と宣伝する。 しかし、「簡単」なのは「基礎知識」があってのこと。 作るのが「簡単」であっても、「基礎知識」がなければどこかで「躓く」。 現に掲示板での質問は、「基礎知識がないこと」に起因すると思われるものが散見される。 商用ソフトの開発には、「基礎知識」だけでなく、「周辺知識」「応用力」も必要。 ・・・だから、なんだ? 『「基礎知識」「周辺知識」「応用力」も必要』ということを啓蒙するのは、誰の責任? または、そういう啓蒙活動は不要なのか? | ||||||||||||
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投稿日時: 2004-07-15 16:19
objectです。
私は、ツール(特にソフト開発上の)には 「透過性」 が重要であると思っています。 そして、その「透過性」を保証するのは、「言語」だと思っています。 今迄、色んなメーカがツールを作って来ました。 しかし、「言語」との「バランス」をシッカリ考えて来たのは、私が知る限り 「ボーランド」 では、無かったでしょうか? #しかし、「Anders Hejlsberg」が去った後の「ボーランド」を見る限り、それを支えてたのは #「企業」では無く「個人」 #だった様です。 「MS」の「MFC」に関する「ツール」もお粗末でしたよね。 「VB」に関しては、全く透過性が無かったと思います。 #従って、今の「.NET」に於ける「ツール」の「透過性」は、「Anders Hejlsberg」の影響? そいう意味で、「Java」の「コンポーネント」関連の「ツール」は、 どんなに良いものが開発されようと、「お粗末?」と言えるのではないでしょうか? >Jittaさん >『「基礎知識」「周辺知識」「応用力」も必要』ということを啓蒙するのは、誰の責任? >または、そういう啓蒙活動は不要なのか? 私は、本来「大学の研究者」ではないかと思います。 でも、 それを叫ぶ人が 「実際に居ない」 という事は、気が付いていないからかも知れませんね。 ソフトに関しては、最近「インド・中国」と比較される事が多いですよね。 その様な中で、 「数学」が社会に出ても役に立たないという「意見」がさも「真実」であるかの様に公共の「TV」で放送される。 私は、「数学」からの恩恵が「非常に大きい」と実感しているだけに、とても残念です。 #私は、他の「スレ」に於いても「言葉」の重要性を強調しています。 #教育で学ぶ「最重要項目」は、「言葉」であると言って良いと私は思います。 #そして、「数学」と「言葉」の関連は、とても大きいと思っています。 でも、本当に、どうにかならないんですかね…。 #今の文部省・教育関係者に任せておく限り、先は見えない様に思います。 #そうでないとすると、今頃こんな話をしてる筈も無いでしょうから…。 ------------------------------------------------- #新たなレスにする内容では無い為の追加補足です。 実は、私はある特定の「自殺系サイト」で、そこで悩んでいる人達と話をしています。 そこでの「体験」、そして「ソフト開発での経験」を通して思うのは、矢張り 「言葉」 の問題です。 「言葉」に対する 「妄信」・「無自覚」 が 本来起きる筈のない「悩み」・「問題」・「その他トラブル」 をうんでいると私は思っています。 今、日本で起きている「殆ど全ての問題」がひょっとすると 「言葉」に関わる問題に集約出来るのでは と思ったりしています。 以上です。 ------------------------------------------------- [ メッセージ編集済み 編集者: object 編集日時 2004-07-15 19:23 ] | ||||||||||||
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投稿日時: 2004-07-15 18:02
がるでふ。
んと。正直なところ、業者は「ほぼ絶対にやらないだろうなぁ」と。 彼らにとっては、「他の力も必要なマーケット(小)」よりも「なにも しらなくてもOKなマーケット(大)」を狙いたいでしょうから :-P で、責任は……どこにあるんだろ? 個人的には「どこにもない」ように思えてしまいます。 ただ、私は ・『「基礎知識」「周辺知識」「応用力」も必要』ってことを理解 していない人と組むと大変な目にあうと思っている ・苦労はしたくない という2点から、自分の周囲へは声高に叫んでみよう、という 非常に利己的な思考回路となっております :-P 啓蒙活動については、私は「自分が苦労したくないから」、自分に とっては必要性の高いものですね。 # 相変わらず、崇高な理念の前に泥臭い現実を見てしまう私(苦笑 | ||||||||||||
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投稿日時: 2004-07-15 20:00
井上です。
プロとしてやっている職業プログラマーについては、ツールが簡単だろうが何だろうが勉強は要るでしょうから、啓蒙・教育活動は必須でしょう。そもそも、このスレの元記事を見ても、どちらかというと煽りが強いのは IT media の記事で、MS や Sun のコメントの方が控えめに見えるぐらいですし。 それとは別に、個人でちょっとしたプログラムを道楽として作ってみようという層も存在するわけで、簡単に作れるということの利点は、むしろこういう層に対して効いてくるんじゃないでしょうか。その中から、向上心のある人が職業プログラマーとして出てくることを期待していて。 私自身も、仕事で必要な "ちょっとした" プログラムを書くことがありますけど、本職の目から見ればひでえ代物でしょう。でも、それで個人的問題解決が図れればよいので、そういうときに、簡単にプログラムを書けるツールというのはとてもありがたいのです。 要は、後者と同じ意識で前者の仕事をするな、ってことじゃないでしょうか。 _________________ www.kojii.net | ||||||||||||
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投稿日時: 2004-07-15 22:27
はにまるです。
途中で思ったのですが。この議論「SCMは、企業問題を解決する魔法では無い」とユーザに言っていた同等の問題を自分達で起こしていますね。
結局、「それを誰が必要としているか?」と考えれば「お客様」と「自分」でしょう。 でも「お客様」も結構、無責任な所がありますよね。これはお客批判と取って頂いても構いません。ただ私もお客になります。それを加味して発言しています。 つまり「品定め」が出来ていないんですよね。販売している物は一定の品質を保持していると勘違いしている。そうそう!日本安全神話が崩れた様に、品質神話も崩れているのに、全く自覚くも無く一定金額を払う事に対して満足していますよね。 単純に言えば「『評価』せずに『評判』を求める。」これが大きな問題と思います。 「いい仕事していますね。」と言われる事(評判)に努力するよりも、 「いい仕事していますね。」と言える事はどういう事か?(評価)を考える必要があるのでは? # ここで言っている事は誉め合う重要性ではありません。駄目なものは駄目と言える。 # 良いものは良いと言える。その価値基準を自分自身が持つ必要があると云いたいのです。 っと、考えを垂れ流してみる。はにまるでした。 [ メッセージ編集済み 編集者: はにまる 編集日時 2004-07-15 22:29 ] | ||||||||||||
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投稿日時: 2004-07-16 00:45
>販売している物は一定の品質を保持していると勘違いしている 文脈から考えて、車とか、ロケット?見たいなハードウェアのことを指しているようにも感じますが、そんなに甘い世界ではないですよ。ソフトウェアのことを指しているのであれば、そうなのかもしれませんが,,, >日本安全神話が崩れた様に、品質神話も崩れているのに これも良くわかりません。安全神話が崩れたのでしょうか?品質神話も崩れてしまったのでしょうか? >一定金額を払う事に対して満足 ん! 前ふりの品質の話とこの話のつながりが見えてこないです。理解力がないだけかもしれないですが... 通常は主張と根拠を構造化するピラミッド構成になっているはずですが... >単純に言えば「『評価』せずに『評判』を求める。」これが大きな問題と思います。 なにゆえにこのような結論にいたったのかよくわかりません。 >「いい仕事していますね。」と言える事はどういう事か?(評価)を考える必要があるので>>は? 上とおんなじです 結論はわかるんですよ、でも話が飛びすぎて理解できない。 | ||||||||||||
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投稿日時: 2004-07-20 14:29
「透過性」ですか。この「透過性」というのは、どのようなものでしょうか?この後のコメントより、Delphi(Object Pascal)で作ったVCLが、そのままBCBで使えていたことのようなものでしょうか。
上の「透過性」解釈が正しいとして、「Javaでしか使えないから」ということですね?
なるほど。しかし、それでは、大学を出ていない人は? 大学に於いて応用について研究する過程で基礎知識の必要性を身をもって知っておくべき、というような、大学本来の学問のあり方を説いているように感じましたが、深読みしすぎたかな? | ||||||||||||
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投稿日時: 2004-07-20 18:28
objectです。
>Jittaさん >「透過性」ですか。この「透過性」というのは、どのようなものでしょうか?この後のコメントより、 >Delphi(Object Pascal)で作ったVCLが、そのままBCBで使えていたことのようなものでしょうか。 いいえ、そうではなくて、 例えば、「RAD」に於ける主対象である 「プロパティ」 「イベント」 ですね。 要するに、「Delphi」「.NET」系では、「クラス」、「インターフェース」共に 「プロパティ」 「イベント」 が言語としてサポートされています。 しかし、「Java」には 「プロパティ」 「イベント」 が無い訳ですから、「プロパティ」、「イベント」という概念を使うのであれば、それをシッカリ言語 として導入すべきだと思います。 しかし、導入しないのであれば、「Java」のスタンスを明確にして、「プロパティ」、「イベント」に 変わる概念を「Java言語」として確立する方が私は良いと思った次第です。 >上の「透過性」解釈が正しいとして、「Javaでしか使えないから」ということですね? 基本的な説明は上記で行っていますが、少し補足すると、 「Java」に於いても 「情報」 「振る舞い」 の二つが基本であった筈ですよね。 しかし、「Java」に於いては 「クラス」は、パブリックなフィールドを使えばどうにか「情報」を記述出来ますが、 「インターフェース」に於いては、 「振る舞い」 しか記述出来ません。 この一貫性の無さは、「コンポーネント」以前の問題ではないでしょうか? >なるほど。しかし、それでは、大学を出ていない人は? あっ、私は全てに於いて、実際に大学を出ているかどうかは、全く問題にしていません。 恐らく、企業として、 『「基礎知識」「周辺知識」「応用力」も必要』 が研究テーマとして成立する事はありませんよね。 従って 「大学の研究者」というのは、 「利益追求」型ではない「研究」 という程度の意味しかありません。 でも、 昨今の義務教育の現状を見る限り、とても哀れな状況ですよね。 そんな中で「インド」、「中国」との「ソフト開発力」が問題にされていますが、 せめて、分野を特定した「ソフト開発力」に関して位は、「最高学府の研究者」にシッカリした指針を 示して欲しいよねって話でした。(^^ゞ [ メッセージ編集済み 編集者: object 編集日時 2004-07-20 19:01 ] |