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サブネットマスクについて
投稿者 | 投稿内容 | ||||
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投稿日時: 2004-11-11 15:40
こんにちわ。
現在、ネットワークアドレスは「2のn乗」分だけ作る事ができます。 その為、ネットワークアドレス部には「0」や「255」が使用できます。 但し、第1オクテットのみは「1」からの設定になります。 第1オクテットには「255」も使用できますが、実際には「224」以降は マルチキャストなどで使用するため、PCなどでは使用出来なかったと思います。 | ||||
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投稿日時: 2004-11-15 17:58
こんちにはクインマンサです。
やっと疑問が解決致しました。現在のアドレス方式はCIDRが使われているのですね。 ただまた一つ疑問が生じたのですが、あるLAN上で2台のPCをピアツーピアで接続する時に、通常はPC@とPCAのサブネットマスクを同じにするかと思いますが、ネットワークアドレスが同じになるのなら、必ずしもサブネットマスクを同じにする必要はないのでしょうか? <PC@> IPアドレス : 192.168.1.10 サブネットマスク : 255.255.255.224 ネットワークアドレス : 192.168.1.0 <PCA> IPアドレス : 192.168.1.12 サブネットマスク : 255.255.255.224 ネットワークアドレス : 192.168.1.0 PC@とPCAは同じネットワーク上に存在するので当然通信可能。 ここでPCAのサブネットマスクを以下の設定に変更する。 <PCA> IPアドレス : 192.168.1.12 サブネットマスク : 255.255.255.240 ネットワークアドレス : 192.168.1.0 第4オクテットを224→240に変更しても、ネットワークアドレスは同じなので通信可能なのでしょうか? | ||||
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投稿日時: 2004-11-16 23:34
こんばんわ。
この状態であれば可能です。 但し、PC1のIPアドレスが192.168.1.17などPC2のサブネットマスクにかかるような IPアドレスになるとPC2では192.168.1.16という別のネットワークとして認識されるため 通信できなくなります。 | ||||
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投稿日時: 2004-11-17 01:22
サブネットマスクを変えると、「ディレクティッドブロードキャストアドレス(directed broadcast address。ネットワーク部はそのままで、ホスト部がすべて1のブロードキャストアドレス)」が変わります。すると、このブロードキャストを使っての通信が成り立たなくなる可能性があります。実際のネットワークを覗いてみると、このタイプのブロードキャストもたくさん使われていることが分かるかと思います。 ・ディレクティッドブロードキャストアドレスの説明参照 http://www.atmarkit.co.jp/fwin2k/network/baswinlan008/baswinlan008_03.html | ||||
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投稿日時: 2004-11-17 10:39
クインマンサです。皆様ご丁寧なお返事ありがとうございます。
To くおんさん お返事頂いた内容ですが、PC1のアドレスを192.168.1.10⇒192.168.1.17に変更すると、PC2のサブネットマスクにかかるという部分がいまいち理解できません。 申し訳ありませんが、再度解説して頂けないでしょうか。 >但し、PC1のIPアドレスが192.168.1.17などPC2のサブネットマスクにかかるような >IPアドレスになるとPC2では192.168.1.16という別のネットワークとして認識されるた >め通信できなくなります。 <PC@> IPアドレス : 192.168.1.17 サブネットマスク : 255.255.255.224 ネットワークアドレス : 192.168.1.0 <PCA> IPアドレス : 192.168.1.12 サブネットマスク : 255.255.255.240 ネットワークアドレス : 192.168.1.0 | ||||
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投稿日時: 2004-11-17 12:57
こんにちわ。
IPのパケットにはサブネットマスクの情報はありません。 サブネットマスクはそのIPパケットを受け取った端末の情報が適用されます。 PC2のサブネットマスクは255.255.255.240であり、このサブネットマスクが PC2が受け取ったIPパケットにも適用されます。 そのため、IPアドレス192.168.1.17の場合、PC2では ネットワークアドレスが192.168.1.16、ホストアドレスが1として認識されます。 このときPC1とPC2が同じセグメント上に接続されている時、PC1から見るとPC2は 同じネットワーク上に接続されている端末となるため、PC2に直接パケットを送出します。 PC2から見た場合、PC1は別のネットワーク上に接続されている端末となるため、 PC1に直接パケットを送出せず、デフォルトゲートウェイにPC1宛のパケットを送出します。 このとき、デフォルトゲートウェイになっているルータなりL3スイッチなりに 設定されているサブネットマスクがPC1と同じ255.255.255.224になっていた場合、 ゲートウェイから見ると、PC1,PC2およびゲートウェイは同じネットワーク上に接続 されているとみなされるので、PC2からPC1宛のパケットをゲートウェイに送出しても 無視されてしまい、PC1とPC2は通信できないことになります。 PC1のサブネットマスクが27ビットでPC2のサブネットマスクが28ビットのような場合、 差分である第4オクテットの左から4ビット目が異なる場合にこのようなことが起こります。 言い方を変えるとサブネットマスクの長いほうにあわせたIPアドレスであれば 通信は可能といえます。 PC1のIPアドレス:192.168.1.17、PC2のIPアドレス192.168.1.18の場合、PC2から見ると ともにネットワークアドレス192.168.1.16となり同一ネットワーク上の端末となるため 通信が可能になります。 もっとも、Uchikoshiさんが述べているようにブロードキャストレベルの通信は問題が 起こる可能性があります。 こんなんでどうでしょうか。 |