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富士通のHDD問題あなたはどう思う
投稿者 | 投稿内容 | ||||
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投稿日時: 2002-10-02 09:36
富士通HDD不良、対策遅れ他製品へ波及懸念
http://biztech.nikkeibp.co.jp/wcs/leaf/CID/onair/biztech/biz/208559 ここらあたりに住友ベの見解が少しだけのってますけど。 <オフトピ> うーむ波及という言葉を聞いて 石原藤夫が書いた「コンピュータが死んだ日」 というSF小説を思い出してしまった。これは ある日コンビナートが大爆発を起こして シンクタンクに雇われたメンバーが、原因究明をしていくと、なんらかの操作?があって それの波及効果で、こうなったという、謎解きというか、プロセスを描いた作品ですが、 波及おそるべし </オフトピ> | ||||
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投稿日時: 2002-10-02 10:02
こんにちは。我が家の話題のHDDはまだ生きています
HDDは消耗品なのでバックアップ必須という議論は概ね終息したよう なのでとりあえず触れないでおきますが、「HDDのような壊れやすい モノを家庭用電気製品に採用することの是非、あるいは危険性の告知 義務」という話題にはちょっと関心があります。しかし、これは別ス レッドを起こすべきでしょう。 BrownKittenさんの書き込み (2002-10-02 04:07) より: > そういえば。 > 材質の話になってしまいますが、(専門でないので私には…(^^ゞ) > 住ベ(住友ベークライト)のほうは、どういうスタンスなんでしょう? > このスレッドで、そこまで書くのは話題から逸れてしまうでしょうか? 引用されている日経BPのページの情報(+他掲示板の噂話を含む投稿)か らすると、同社サイトの公式発表だけではないでしょうか。訴訟にも なっているようなので、うかつなことは言えないと。 ただ(別に擁護するわけではありませんが)、材料メーカーと装置メーカー の品質保証内容を同一視できないと思います。 たとえば、 > たとえば、車なんかの場合、ヨーロッパ車の故障が多いのは、耐久テストの > 精度やテストを実施する環境が高温多湿の日本とは違いすぎる、という話を > 聞いたことがあります。 これは、あくまで装置レベルで市場にたいする適合性を保証できるか否かと いう問題で、どのような装置で、またどういう市場で使われるか想定困難な 材料メーカーにそこまでの保証義務があるかどうか、という議論はあると 思います。ごく普通の環境で不良を出すようなパッケージ材料では困るわけ で、当然評価試験は行われているはずですが、今回の事例ではそのへんの 事実(一次データ)が公開されているわけではないので部外者には全貌がつ かめません。 デバイス技術者ではありませんが、装置設計にかかわった者としては、 表面実装部品は実装前に湿気を吸うと実装時に破損する可能性がある、 などの実例から、モールド封止材は吸湿する物と考えています。 実装前のベーキングでクラックが入ったこともあります。 #だから高温多湿環境化の製品ではなるべく使わない 同社の材料の仕様書として、吸湿したときの振る舞いについてどの程度 記述されていたか − 問題が上がっている以上関連する記述はなかった と考えて良いのでしょう。それが悪いかどうかまではデバイスメーカーと の契約内容に依存するでしょうから部外者には何ともいえません。 > ここまでくると、誰が最後まで黙り通そうとするか?と半分傍観体制です。 どのメーカーもこの低業績な時期に、大変高額な費用の支出を強いられるため 責任の擦り合いをしやしないかと心配です。一番大切にしてほしいのはエンド ユーザーなんですが.. その意味では、部品メーカーも材料メーカーも、もっと 大局的にみてほしい。 法的には売買契約を結んだ会社同士での補償しか義務はないので、 材料メーカ→デバイスメーカ→部品(HDD等)メーカ→装置(PC等)メーカ→ユーザ という連鎖の全段階において妥当な情報公開と補償が行われてほしいのですが どこかで(「益税」みたいに)連鎖が断ち切れているのが現状ぽいですね。 特に、富士通はPCメーカーとしての顔とHDD装置メーカーとしての顔を持ち、 HDDメーカーとしては事業撤退してしまっているので話がこじれてしまって いるような気がします。 #他社製HDDでリプレースというのはそのため。代替製品が自社に無いんで。 もっとも、一般消費者(こういう情報を直接アクセスしない人達)にとっては PC等の装置メーカーの対応がすべてです。申し訳無いけど、積極的に情報公開 して修理するなど泥を被ってもらうしかないと思います(もちろん、その裏で HDDメーカーへの補償要求などするのは自由ですが)。 単体(しかもバルク)で購入したユーザーは、まああきらめるしか... ed17@MPG-3409AT(バルク購入品)ユーザー (;_;) | ||||
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投稿日時: 2002-10-02 10:52
ひぐち@私人モードです。
結局、そういうことでしょうね。 メーカーは、エンドユーザーへのサポートを直接行わないという前提でOEMしているわけですから、エンドユーザーへの対応は組み込んだPCやリパッケージしたHDを保証書つけて販売したベンダーが行うことですし(もちろん、だからと言って製造者の製造物責任が無くなるわけではないですが、これは別の次元の問題)。 いわゆる「バルク」は、OEM前提のやつを、さらにエンドユーザーへのサポート義務まで無くすことで安価に入手できているわけですから、エンドユーザーはそのリスクを覚悟で買っているということで、(消費者としてだれかにどうにかして欲しいという心情はわかりますけど)バルク品を購入した人は、あきらめるのが筋ということですね。 私もMPG-3209AT(新しいロットだったので、交換該当品じゃなかった)のOEMをパーツで買った(ベンダーに問い合わせたら、ちゃんと対応してくれた)一人だったので、「ハードディスクは交換すればいいけど、大事なデータは消えたら戻ってこないので、バックアップはマメに取らなくちゃ」とあらためて思ったのでした。 _________________ ひぐち おさむ [Disclaimer] この書き込みは私個人の見解を記述したものです。私が所属・関与する法人・団体の意見を代表・代弁するものではありません。 | ||||
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投稿日時: 2002-10-02 12:36
今回のは、「やっぱりな」としか思っていません。
このメーカーは前科がありますから。 当時のFMVの一体型では、10台購入し、箱を開けた時点で壊れていたものが2台 使用後1週間で3台 1ヶ月で3台 1年で全てのPCが壊れました。 原因は、CRTとHDDの不具合が半々で、両方とも壊れたのも多数ありました。 その後、検査を徹底させ、良くなったと聞いていたのですが、まだまだねんですね・・・ | ||||
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投稿日時: 2002-10-03 00:24
HDDのその後の顛末ですが、HDDに施されていたクリッピングが安易なものだったためか、Linuxのカーネルをセキュリティーパッチを充てて2.4.18系のものに変わったら、クリッピング前のセクタ数でディスクを認識するようになりました。こんなディスクを使って大丈夫なのかな?
ちなみに1回目の交換では、Seagate U6に、2回目の交換では、Seagate Baracudaに交換していったそうです。2回目の交換は、1回目の交換で使用したSeagate U6でデータ焼失事故が多発しているためだそうです。危ないのは富士通のHDDだけじゃなかったようです。 [ メッセージ編集済み 編集者: MyTime 編集日時 2002-10-03 00:29 ] | ||||
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投稿日時: 2002-10-03 17:40
状況を見ていくとHDDの問題と言うよりは、使用しているLSIチップの封止材の
問題になっているように思えますが>あちらこちらのサイトの記事より。 | ||||
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投稿日時: 2002-10-04 00:29
あ、まだ盛り上がっていますね。
危ないのは富士通のHDDだけじゃなかった・・・というMyTimeさんの書き込み、 私も、方々のCEからの情報をあわせると、多分そう帰結するのでは?と考えています。 勿論、富士通が供給しているメルコ、IOデータ云々というレベルの問題でなく、 富士通と同じ材質メーカから供給を受けている全メーカ、という意味で。 材質としての問題云々、というのは、私は専門でないのでコメントできないの ですが。 そこに責任の連鎖(対ユーザ=メーカやサプライヤ、対メーカ=部品(?)メーカ、 となるのでしょうか?そこは、各々が責任を!!という思いで居ますが。)が あるように思います。 …これは、ed17さんの意見とかなりダブりますね。 で、この責任の連鎖は、ユーザからは見えにくい、というところが何とも後味が 良くないなーとは思っています。 なんか、狂牛病みたいになってきました…。 私としては、この問題の帰結を、材質問題も責任連鎖の問題も含め、見守りたいと 思います。 |