- PR -

返答者の心得と技術

投稿者投稿内容
冬寂
ぬし
会議室デビュー日: 2002/09/17
投稿数: 449
投稿日時: 2005-09-16 13:51
んー・・・色々面白い意見があるのだけど、反応できる時間が少ないのでちょっとだけ。
引用:

ひらさんの書き込み (2005-09-16 08:43) より:
質問者は、何かに困ったり疑問に思っているから質問しているということに変わりは
ありません。そして、質問内容を掘り下げているうちに、自ら解決する場合もあります。
即時に回答を与えるのではなく、質問者の内容を十分に聞き取ることが、
返答者の成長につながるのではないでしょうか?


ふと思ったんだけど、「返答者の成長につながる」じゃなくて「質問者が返答者を育てる」って考え方もあるんじゃないかねぇ?
(育つ、というより、質問者が返答者の方向を決めている(部分がある)というか。)

例えば、いい(?)質問者が多いといい(?)解答者が増えるとか。
例えば、何も調べない質問者が多いと、何も調べない解答者が増えて行くとか。(オイ
はゆる
ぬし
会議室デビュー日: 2004/02/16
投稿数: 1008
お住まい・勤務地: 首都圏をウロウロと
投稿日時: 2005-09-16 14:02
同じく、今はちょっとだけ(苦笑)

引用:

葉瀬崎浩樹さんの書き込み (2005-09-16 00:32) より:
頭の中にある雑多な思考のカケラを、上手く1つに丸めて、
皆が食べやすい形にしてポンっと出したいのです。


私も、いつもチャレンジしてます (>_<)
とっかかりに、こちらの本 はいかがでしょうか。
Fomalhaut
会議室デビュー日: 2005/05/02
投稿数: 9
投稿日時: 2005-09-16 14:50
わたしも回答側の傲慢さについては反論できません。
今日も「**すればわかるじゃないか」という回答を目にしました。
少し前も「**使えばわかる」という書き込みがありました。

自分 ( とその周り ) にとっては有名で知っていることが常識であっても
他では違うかもしれません。初心者にとっては右も左もわからないのです。
わたしは長年Windowsを専門に扱ってきましたが、
Linuxを勉強することになって初心を思い出しました。

その分野の人にとっては常識でも、入り口を開けたばかりのユーザは
まったくわかりません。大部分の質問者は本当にわからなくて
困っているからこそここに来たのだと思います。
そこへ冷たい言葉を叩きつけられたらどう思うでしょうか?

誰にでも初心者のときはあったと思います。
初心者のときには自分では超えられない壁にぶつかることも多いでしょう。
そうなったときに誰かからアドバイスをいただけて嬉しかったことはありませんか?
逆に跳ね除けられて落ち込んだことはありませんか?

初心を忘れずにいたいと思いました。
kaz
ぬし
会議室デビュー日: 2003/11/06
投稿数: 5403
投稿日時: 2005-09-16 19:09
こんばんわ.
引用:

Fomalhautさんの書き込み (2005-09-16 14:50) より:

初心を忘れずにいたいと思いました。


この言葉を殴殺するわけではないのですが,
初心ってなんでしょう?
これと甘えにはそれほど差は無いと感じさせる人も
いるのではないかと思うのです.

ご存知の方は多いでしょうが,
自分は「答えだけ寄越せば後は余計なこと」と決め付けられて激高した口です.
その人もご自分を「初心者」と自認されていたようです.
その意味では「釣られた」のかもしれませんが,
「常識とされるもの」や「初心」が曖昧な観念でしかないのですから,
それぞれの主張をぶつけ合うことでしか,
※初心者/玄人それぞれの立場で
理解しあえないのではないかと愚考します.
少なくとも自分には人の心根を覗き見る術が無いので,
言葉を尽くすことしかできません.

それらのなかで,感情をぶつけてしまうこともあるでしょうけど,
妙に「清談ぶる」よりは人間的で良いと思います.
ついでにこういったことがスレになることも,
自分には好ましいものに映ります.
ひら
ぬし
会議室デビュー日: 2005/03/04
投稿数: 260
投稿日時: 2005-09-16 22:14
引用:

冬寂さんの書き込み (2005-09-16 13:51) より:
ふと思ったんだけど、「返答者の成長につながる」じゃなくて「質問者が返答者を育てる」って考え方もあるんじゃないかねぇ?
(育つ、というより、質問者が返答者の方向を決めている(部分がある)というか。)



私も、サポートセンターやお客様センターに連絡をすることがありますが、「サポート
なのに分かってないんじゃないか?」と思うことがたまにあります。そういうときに、
『育てて』あげる場合もありますが・・・。

返答者というのは、(自分も含めてですが)自分の知っている範囲で、思い込みを
しながら返答する場合が多いです。しかし、質問者から意外な質問が返ってくると
「そういう見方もあるのか」と勉強になることもあります。そういう意味で「返答者が、
返答者としての成長につながる」と思うことがあります。
じゃんぬねっと
ぬし
会議室デビュー日: 2004/12/22
投稿数: 7811
お住まい・勤務地: 愛知県名古屋市
投稿日時: 2005-09-16 22:44
引用:

冬寂さんの書き込み (2005-09-16 13:51) より:
ふと思ったんだけど、「返答者の成長につながる」じゃなくて「質問者が返答者を育てる」って考え方もあるんじゃないかねぇ?
(育つ、というより、質問者が返答者の方向を決めている(部分がある)というか。)


これ、Jitta さんから見習うことができた姿勢です。
私の場合、新人教育をやる立場の人間なので、
どのように答えれば (誘導すれば) 相手を "成長させられそうな" 答えができるか?
これを質問をする方から勉強させて頂いてます。

回答者には色んなスタンスの人間がいます。
単に教えるのが好きな人、他人の世話を焼くのが好きな人、
コミュニケーションが好きな人、優越感に浸りたい人。
さまざまですが、どれも良い・悪いはないと思います。


_________________
C# と VB.NET の入門サイト
じゃんぬねっと日誌
Jitta
ぬし
会議室デビュー日: 2002/07/05
投稿数: 6267
お住まい・勤務地: 兵庫県・海手
投稿日時: 2005-09-16 23:03
引用:

葉瀬崎浩樹さんの書き込み(2005-09-16 00:32)より:

・私の力で解決できたら"ぬし"の方の負担を減らせれるかも知れないなぁ・・
みたいなことを考えて投稿を始めてみました。


 ありがとうございます。そういっていただけると、かなり救われます。
 「"ぬし"の方々の負担を減らせるかも」というのは、私の動機でもありました。
かなり噛み付いた投稿に対して親切に答えてくださった方々に、知っていること、知ったことを共有することでお礼としよう。。。
 きれい事、と感じる方もいらっしゃるでしょうが、純粋にそう思ってましたね、最初は。


 さて、はにまるさんの提起してくださった議題に戻して。。。

 私の考えとしては、返答者が成長するのではなく、世代交代するのかな、と。
 時代は変わっています。私がコンピュータに触り始めた頃は、ウェブなんてものはなく、周りに詳しい人もなく、やってみてなんぼの世界でした。
 ソースコードを見て、「こういう書き方もあるのか!!」と刺激を受けても、ソースコードから学ぶなんて、夢にも思いませんでした。それよりもマニュアルを見て、やってみる方が遙かに労力は少なく、結果もすぐに見えましたから。

 しかし、今はそういう時代ではないようです。「くれ」と言われれば、出さなければいけない時代のようです。私より前の世代のように、「盗め」とはいいませんが、「教えてください」ではなく、「教えろ」ですか。。。

 昔に比べてディスクなどのリソースが増えたというご意見もありますが…それって、本気でおっしゃってます?増えたと言っても、限りはあります。電力や場所というリソースは、かなり深刻な問題ではないでしょうか。
 また、私はおおよそどんな問題があったかを憶えていますから、「そういえばこの問題、既出だったな」と思って検索すると、、、どんどん結果が増えていくわけですね。

 そういえば、妻も同じようなことでぼやいていました。同僚教師に一人、生徒指導に熱心すぎる先生がいるのですが、生徒が「家まで送って」と言えば、車で送っていくそうです。そのおかげで、生徒は「先生は誰でも送ってくれる」と思っているようです。生徒にとっても、教師にとっても、とてもリスキーな行為であるのに、安易に考えているようです。
 同じように、答えてくれる人がいるということを、安易に考えているのではないですか。

 そういうわけで、私が出した答えは、世代交代でした。
 ところが、MVP 表彰なんぞを受けてしまったがために、「やらなきゃならん」という気がして、こうしているわけですが。
 まぁ、それも9月いっぱい。再表彰されなければそんな変なやる気もなくなって、静かに引退できるでしょう(苦笑)


 とはいえ、はにまるさんの意見も、もっともだと思うところもあります。
 質問者は、初めて遭遇するから尋ねているのでしょう。いくら既出であっても、質問している人にとっては初めてなのです。同じことで悩んでいた人がいた、と思い至らないかもしれないでしょう。検索しろといわれても、みんなが同じキーワードを使っているわけではありません。ですから、質問者の「キーワード」で、必ず引っかかるとは限りません。


 しかし、です。だからこそ、私は、安易にネットコミュニティに質問すべきではない、と思うのです。
 また、@IT は技術交流、情報交換を目的とした掲示板です。これは、「質問に答える」とは違うと考えます。少なくとも私は、回答するために @IT を見ているのではありません。情報を得るために見て、情報を共有するために投稿をしています。
 そういうスタンスでいる以上、共有するもののない、技術共有のための「投稿」に対しては、苦言を呈さざるを得ません。

 しかし、質問は技術共有の元になります。この意味で、より望む回答が得られるような質問の仕方=技術や知識の共有という点で有益な質問が出来るようになってほしいと思います。
せん
ぬし
会議室デビュー日: 2002/03/04
投稿数: 397
投稿日時: 2005-09-17 00:54
先に進んでしまった人と、後から来る人とのギャップなんでしょうね。

学校ならば、6年なり、3年なりで次のグループへステップアップする訳で、
自ずとスコープが縮まるんですが、このようなコミュニティの場合、開始から終焉まで
延々と新しい人は加わる訳で。
最初からいる人との差というのはぐんぐん広がるばかりで、縮まる事は早々ないわけです。
# 縮めた人がその場に留まる、とは限りませんので。

そこで「この場」をその人なりに、どのように考えるか?なのだと思うのです。

コミュニティが存続していれば、必ず発生する問題で、何らかの「冴えた解決案」と
言うものがあるのかな? とも思いましたが、早々あるものではないですね。

ぬしさんや、それこそ開設当初からこちらにいる人にとっては、歯がゆいと思える
事があるとは思うのですが、あなた方の「最初」が、その人にとっては「今」なのだ。
とおもい、暖かく「静観」するか、やさしく「指導」してあげるしか、ないのではないかな、と。


ま、私の考えは、コミュニティの存続とか大きなことはなーんも考えずに己の好きなようにやったらいい。それだけ。

罵倒したければ、すれば良い。(その場合は返しも享受するようにね。)
回答だけを、すっと返すのもそれも良し。
生暖かく見守り、何もしないのも良しです。

正直、BBS が繁盛したって、@ITさんは儲からんでしょうから
# バナー分はもうかるかしらん?

スキルアップ/キャリアアップ(JOB@IT)