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日本のIT業界は終わってる
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投稿日時: 2007-09-22 04:09
「仕事量」と「責任範囲」という点で興味深く見ているのですが。
「誰の」計画時でしょうか。作業者(==従業員)に「計画時」 はありえないと思います。「実績」を評価するときと「計画」するとき はほぼ同時期に行われます。 まさかふつーの従業員は計画を立てて、予算を立てたりしないでしょうから。 作業者から見ると。1と2は時期的な区別がありません。つまり同じことを指しています。 だから、ふつーに矛盾しているように見えます。「作業者」には分ける理由がありません。
同じ給料なら、同じ仕事量(1倍)でしょう。ふつーに考えて。ああ、作業者がね。 作業者なのだから同じ作業では同じ給料です。「作業」について金をもらってるのですから。 仕事が三倍だから給料が三倍とは思いませんが、いきなり仕事量だけ上がれば、 給料が1/3になっているように感じると思います。 「無理なくまじめかつ普通に」というのの定義は出来るわけもありません。 「仕事」をこなせる、というのと完全に矛盾しています。 なぜなら、例えば「仕事」の中に、それこそ矛盾なく「無理なく」に入れて しまえます。なんだって「無理がないに違いない」と思い込むことは可能です。 俺は思い込んでないって?(苦笑)ああ、そうですか、としかいいようがありません。 もちろん「無理なく」というのを定義していないからです。 残業を150時間していても「無理してない」と「命令者」が思い込むことは可能です。 どういう基準で、その作業者が「無理してない」と言えると? うつ病がはやってるこのご時世、まだそんなことが言える人が居るのが驚きです。 ちなみに、日本のIT業界は、とっくのとうに終わってると思います。 「作業者」しか居ないと思うからです。 これがまた「技術者」の集団ならば、そもそも生産性を上げようとするのは当然で 給料はともかく、3倍ぐらいはふつーに上げようとします。 が、「作業者」しかいない日本のIT業界では、 「3倍仕事ができるようになったら3倍の仕事のアサインします。」 はありえません。 というはなしです。 | ||||||||||||||||||||||||
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投稿日時: 2007-09-22 12:49
このあたりを念頭において回答します。
反語としては正しくないですが、作業者に対して計画者、従業員に対してはとりあえず管理職という言葉を使います。 まず、管理職は開発プロジェクトの計画は立てません。計画を立てるのは従業員です。それに対して「そんなにかかるわけないだろ?」と言う管理職もいないではないですが、その権限は譲渡されていますので従業員側が言い切ればいいということになります。ただし、権限が譲渡されているということは責任も移管されているということを意味します。 計画も同様で、「誰が何の作業をどの期間でやるか」は決めた人の責任です。 計画を立てるタイミングですが、これは1つではありません。 ユーザー要件を聞いた時にまず計画は立てられます。 ここでの計画は開発キャパシティを考慮して開発時期をどう設定するかの目安程度に過ぎません。 主たる計画は基本設計完了時に行われます。 作業者および工数(基準工数+作業者をアサインしての想定工数)は各基本設計者の意向をベースにPMが承認もしくは調整を行います。 この時点で一旦実行計画として保存されます。 工数が実際にどれだけかかるかを一番わかるのは作業者ですし、立ち上がりの時でなくても進捗確認時に本人申告もしくは設計者・PMの判断による随時調整は行われます。 その背景には原則残業しない会社方針が大きく影響しているわけですが、この方針が作業に与える心理的負担は小さくなく、個人の時間が増えることでは賄えないかもしれません。その負担は真面目なもの程大きくなりますからPMはそのあたりのフォローも行う必要があります。
相当する権限を持つ人に承認さえ受ければ何でもありです。
受託契約ではないのでそういう計算にはなりません。
このあたりに波紋呼んでいる要因の多くがあるかも。 加納さんの作業者はあまりにも受け身であり、私および私の会社ではそれを良しとしていません。 私は現在「限りなくクロに近いグレー」の状態ですので、加納さんも続きは待ってください。 | ||||||||||||||||||||||||
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投稿日時: 2007-09-22 13:13
まったくちがいますが
自動車産業と対比すると、たしかに決して日本IT産業の 国際競争力が高いとはいえませんね・・・ エンジンはもちろんのこと、あらゆる部品が米国製 工業建設ノウハウも、製品工程のノウハウも米国生まれ 私見をいえば一番活躍しているのがトロンくらいでしょうか。 それも最近カーナビや携帯電話のグラフィック機能などが多用されるような 用途では、マイクロソフトにおされていますが・・・ GMやFORDを追い詰めているトヨタ、ホンダとはまったく逆の傾向ですね 評論家みたいなこといってないでだったらお前が作れよ! としかられそうですが・・・ | ||||||||||||||||||||||||
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投稿日時: 2007-09-22 14:16
たいへん興味深く拝見しております。
「グローバル化」とは、「植民地化」とニアリーイコールですね。 日本という国は、色んな意味でグローバル化の潮流から保護を受けてきました。 しかし、1989年にベルリンの壁が壊されたあたりから、流れが一転したと思います。 国内での株式先物市場が稼動し、日経平均の下落が始まったのもこの頃ですね。 上流工程、下流工程などの表現が出ていますが、最上流にあるのは、 「お金儲けの仕組みを作ること」 であり、IT業界が1990年あたりからの10数年間バブリーだったのは、 保護された環境からグローバル化への移行を察知した経営者により、 IT導入によるコストダウンが必須であると認められたからです。 結果、ITは多くの人々の職を奪ってきました。 すなわち、職のスリム化が一巡すれば、IT業界全体の収益は減るのが必然です。 2000年問題をピークに、セキュリティ定義によるIT需要喚起を始めたあたりから、 IT業界の収束が始まっていると思います。皮肉にも「IT革命」だったわけです。 そんな中でも収益を確保する手法として、オフショア開発などが出てきたわけです。 コストダウン(=人減らし)が商売道具のIT業界が、自ら人減らしをするのですから、 いかなる状況なのか見えてきそうです。 このような環境下での自身の最適化は、自分でお金儲けの仕組みを作ることです。 または、よりお金儲けに近いレイヤーに歩み寄る、、、転職も一つの契機でしょう。 決まった額のお金を貰う人ではなく、お金を増やせる人にならないと、 職場での居心地は悪くなるばかりです。明日は我が身か;、、。 _________________ _福田太郎_ | ||||||||||||||||||||||||
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投稿日時: 2007-09-22 16:07
この部分の元のFabulous氏の発言は以下のものでした。
「意見は重要だが材料にすぎない」「聴くことが最も重要」とおっしゃられています。 表現の問題かもしれませんが、この部分に非常に違和感を覚えました。 これは、私がFabulous氏が「聴く」を相互に行っていると思えなかったことと、 意見を軽視しているような表現をされているようにとれたためで、 そこから、「聴く」の対象となる「議論」がFabulous氏主体で作られ、 それを「聴く」ことが重要であると言っているようにとったのでした。 それが「私(Fabulous氏)の意見を聞きなさい」ということなのか、 それは演説ではないのかという発言になりました。 いささか論理の飛躍があったとは思います。申し訳ありません。 Fabulous氏が未記入氏に対して「ネガティブなんだからそんな意見を言うのだ」 といった口調でとうてい議論とは呼べない発言をしていた、 その上でなおかつ「議論の仕方を勉強してきてください」などと発言されたため Fabulous氏の議論能力を非常に疑っていました。 私は健全な議論が繰り広げられることを望んでいます。 この意図がFabulous氏に伝わったと思いますし、 議論の仕方についての議論はスレ違いもいいところですから ここらで筆を置きたいと思います。 | ||||||||||||||||||||||||
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投稿日時: 2007-09-23 02:49
>nagiseさん
「議論」は未記入さんが発言された時点で始まっているのではなく、私と未記入さんだけがするものとも考えていません。 私は未記入さんの最初の発言があった時、その宛先がうわんさんでなく私であることが不思議でなりませんでした。疑問に思ったらまず相手に確認することが議論(討論系でなく対話系)の基本と考えているのも関わらず、 1.相手に確認することなく返答し、 2.不適切な言葉も使いました。 この2点が問題だったであろうと思います。 nagiseさんとのやり取りでは「上記以外にまだ何かあっただろうか」というのが一番の焦点になるわけですが、他にも興味を持っていたことがありました。 もちろん批判は真摯に受け入れるつもりがあります。その為に評価論は避け、議論一般論も極力避けてがブレなくて良いと考えました。 nagiseさんは今回少し攻撃的なスタイルをとられている(問題点2に起因するものだと想定)と感じましたが、「問題点1を認めるそのスタイルで私が同じような姿勢で応戦しなかった場合もはたして「公正な批判」はうまくいくのか」というのも興味深く見ていました。 そんなことを考えながら書き込みするから私はミスるんだと思います。 ここまでおつきあいありがとうございました。 もし他にも問題点があったのでしたら、PMでフィードバックいただければ幸いです。 議論の仕方についての議論は、正直なところあまり必然性を感じていません。 | ||||||||||||||||||||||||
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投稿日時: 2007-09-23 02:57
>柴田 たけお様
いきなりでかいことを成し遂げようとするより、 小さい事からでもよいのでは? また、どうしてもやりたいでかいことがあるのであれば、 爆進あるのみと思います 他人がどう批判しても、別にかまわないんじゃないですか? 逆に笑われても、突き進んで、突き抜けたら、立派なものではないでしょうか? >たらお様 状況の分析は、おおむね同意です。 分析したら、そこから次のアクションを執り行えばよいかと。 周りの人と同じ事をしていては差別化できないと思います。 現状を嘆くばかりでは何も変わりませんよ。 自分が変わらなければ、周りの人も変えられないと思います。 | ||||||||||||||||||||||||
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投稿日時: 2007-09-23 03:29
>るばんさん
「きっちり把握」は評価者次第でかなりのレベルで実現可能だと思います。 「きっちり評価」はルールの問題だと思います。 「本人の能力に応じた4時間」は計画時のみ可能で、実績としてはきっちり合ってうたとしても偶然です。
意味がよくわかりません。 「属性」とは何でしょう? 運用する現場担当者の評価が変わらないのはなぜですか? 細分化すれば評価者の手間は増えますが、その手間は必要なものだと思います。 「情報技術資格取得者」が突然でてくるのはなぜですか?
何に対して言われていますか? このスレで私が「〜します」のような表現をしているところは実際に運用しているところです。 >るぱんさん、加納さん 評価に関しては、 まず経営方針等があり、 そこに求める人物像があり、 それにふさわしい評価基準があり、 そしてそれに共感する人が集う。 概念的にこれが正しいと考えます。 それより詳しい議論や各自の現状に合わせての議論は、正直言ってあまり意義を感じません。勉強程度にしておいた方がよいと思います。 |