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意見ください。問題は違うところにあると思うのだが・・・

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投稿者投稿内容
未記入
会議室デビュー日: 2006/05/03
投稿数: 1
投稿日時: 2006-05-03 20:43
天下り先確保?
散々、技術者を蔑ろにしてきたのが問題なのだが・・・
派遣に丸投げして自らの技術力向上や人材育成を
先延ばしにしてきた結果だと誰しもが思う。
名を連ねる企業って・・・いわゆる・・・

産学連携でソフト技術者育成、全国に専門大学院

 産業界と大学が連携してソフト技術者の育成に乗り出す。全国の大学が専門大学院を開設し、日本経団連と富士通、日立製作所などIT(情報技術)関連14社が教員を派遣したりカリキュラムを作成して共同運営する。企業の情報システムや自動車・家電に組み込まれるソフトの技術者不足は深刻で、システム障害の一因になっている。即戦力を育て製造・サービス産業の国際競争力の底上げにつなげる。

 経団連が全国の大学にソフト技術者を専門に育成する大学院の開設を呼び掛け、第一弾として筑波大学と九州大学が2007年度に開設することで合意した。両校は6月までに文部科学省に認可を申請する。いずれも定員20人でスタートし徐々に枠を広げる。09年度に全国で10校程度まで増やし、年間1500人の修了生を送り出す計画だ。 (07:00)
加納正和
ぬし
会議室デビュー日: 2004/01/28
投稿数: 332
お住まい・勤務地: 首都圏
投稿日時: 2006-05-04 13:22
引用:

未記入さんの書き込み (2006-05-03 20:43) より:
天下り先確保?

国で10校程度まで増やし、年間1500人の修了生を送り出す計画だ。 (07:00)



まぁ、天下り先確保はともかく(当然として)
そもそも「情報処理学科」ってどの大学でも、ずっと前からあったような気がするけど。少なくとも10年前からあるよ。

当然大学院だってあるに決まってんぢゃん。

で10年後の現状がどうなってるって?って言いたくなりますがね。
明らかに無意味だと思いますが。。

というか別に天下り先になろうが何でもいいけど、明らかに方向が
間違ってる気がするけど。

今の人手不足は、別に「人」がいないんじゃない。
優秀な人はそもそもいるよ、もともと。それこそ専門学校でも、大学でも。

問題は「仕事」に必要な「品質」と「桁」が段違いってことでしょ。

今のコンピュータ関係は「簡単」な方向に向かってて、いわゆるVBerとかは
別に不足していない。ま、ほとんどあまってるでしょ。

それだけに高度なことを出来る人が、つまり「品質」が必要になってきてます。

また、「給与」が決して高水準ではないのを見ても、別に「人」
=(まあ一応仕事に使える人)の需要は低いと見るべきでしょう。

需要は低いにもかかわらず、仕事は一定数あるので、ここは「人」の「桁数」
を増やす方策が必要だと思います。

今は「仕事」の出来る人が1人や2人いても、仕事としては分業が主なので
意味ないわけです。1人で10人分とはいかない。10人いなければ成り立たないの
を、いまは0人でやってる、わけです。1人、2人ふやしても意味はありません。

ソフト技術者養成なんてのは、下手すると「HTMLコーダーの養成」とかに
なりかねない現状をどうするつもりなんですかね。

はにまる
ぬし
会議室デビュー日: 2003/12/19
投稿数: 969
お住まい・勤務地: 誤字脱字の国
投稿日時: 2006-05-06 07:42
うろ覚えですが、日経新聞では組込系の技術者不足と技術力低下の問題が与える影響の深刻さを理由とし対応する話で記載されていました。技術者を(1)全体技術を見渡せ方向性を示せる上級者、(2)内部設計が出来る中級者、そして(3)基礎理論を知っている初級者と3つに別け、育成範囲を以前の初級者育成から中級者の真中まで広げる試みだそうです。

私が新聞を読んで即座に思った事が労働環境の心配です。ソフト開発は、技術者自身の閉鎖的な思考も影響し優秀な人材を多く囲む労働環境とは言い難い状況でした。育てても早々と枯れる環境では投資の回収期間が短く設定されより環境悪化を招く恐れもありますが、何より資源の乏しい日本にとって人材資源の有効活用が重点課題であり、短期資金目的で人材を浪費する事だけは避けて欲しいものです。

今回の話は、技術者育成を効率的にし教育期間を短縮させ、資源の取得コストと取得リスクを軽減させるだけの話にも写りますが、育成した人のその後を追跡する事により産学の枠を取り払った人材育成のあり方を考えれるようになると面白ですし、また最近のIT教育産業の分散化と低レベル化、及び本の異様な出版数には危機感を感じていますので、状況変化を生む一つの要因になればなぁと業界の人間として期待しています。

多分、業界を超える(知識労働形態の)就業後学習ビジネスの基盤になるんじゃないですかねぇ。
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スキルアップ/キャリアアップ(JOB@IT)