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転送速度とウィンドウ制御
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投稿者 | 投稿内容 |
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投稿日時: 2008-02-12 22:01
ネットワーク初心者です。宜しくお願いします。
今、ウィンドウ制御について学んでいました。 一度に送信できるデータサイズに制限(64kbyte)があり、これがMTUの範囲で分割されて送信され、ウィンドウサイズ内であればackを待たずに一気に送信ができる、という理解です。 分からないのは、上記のように制限があるにもかかわらず、なぜネットワーク回線たとえば10mbpsより100mbpsのほうがダウンロード速度が速くなるのでしょうか? いくら転送速度が速くなっても、TCPの制限がある以上、転送速度が大きく変わる個割ることがないのでは?という疑問です。 転送速度、といったり帯域幅といったり、この違いも良く分かりません。 有識者の方々、アドバイスいただけると助かります。 |
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投稿日時: 2008-02-14 13:15
まず「制限」の話。帯域幅かける遅延を「帯域幅遅延積」とします。
「帯域幅遅延積」>64KB ならば、たしかに制限(windowサイズの上限がネック)になると思います。 そうでないときは、制限にはならないと思います。通常は後者なので問題ありません。 前者のケース 「帯域幅遅延積」>64KB のとき、いいかえれば帯域幅が非常に大きいか、もしくは遅延が非常に大きいときは、 ウィンドウサイズを広げる必要がありますが、TCP window scaleオプションを使うことで、 制限を回避可能だと思います。 次に転送速度と帯域幅の違いですが、単位はどちらもbpsなので、同じ尺度です。ただ帯域幅と いうのは容量のことで、転送速度というのは実際にデータを送ったときの速度です。 ですから帯域幅を100%として、転送速度は100%未満となります。例えば転送速度が帯域幅の80% であれば、帯域幅を80%利用していることになります。 実際は転送速度には理論上の上限というものがあり、 「転送速度の理論上の上限」<「帯域幅」 です。 あと10Mbpsより100Mbpsのほうが転送速度が速くなる理由ですが、これは当たり前のように 思えます。これとwindowサイズの上限値との関係は理解できませんでした。つまりどこが疑問 なのかが私には分かりませんでした。 では。 |
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投稿日時: 2008-02-26 19:32
high BDP (Bandwidth-Delay Product) networks
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