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ギガビットイーサネット構築に関して。
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投稿者 | 投稿内容 |
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投稿日時: 2003-05-21 17:03
はじめまして。
現在、社内のイーサネット環境がスイッチ(レイヤー3)+ハブ数台で、 100/10Baseで運用しています。(ローカルマシン30台近く) その環境を低コストで部分的にギガベースのネットワーク環境にしたいと思っています。 そこで質問なのですが、ローカルのマシンのLANカードは、32ビット33MHzの規格のPCIバスです。そこにギガ対応のLANカードを導入したとして、(マザーボード変更なし) もちろんスイッチ、ハブもすべて、ギガ対応の製品に差し替えたとして、 実質の転送速度はどのくらい向上するでしょうか? (要点は、すべてのローカルマシンを64ビット66MHz対応のPCIバス環境にせずに LANカードだけを差し替え、最大のパフォーマンスは引き出せないけど、現状の スピードよりは少しでもあがるかどうか?という問題です。) 仕事の内容は、動画、画像等を頻繁に扱う業種なので、比較的大容量のデータを 取り扱います。 |
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投稿日時: 2003-05-21 19:59
はじめまして、かとちんです。
昔にDGE-500SX(DLINK)をpentiumV 1GHz、メモリ1GB、 マザーはスーパーマイクロの370DLE、OSはTurblolinx6で 測定に使ったソフト忘れてしまった(汗) で、ピアツーピアで実行値を測ったところ64bitPCIでは、約600Mbps、 32bitPCIでは約半分の300Mbps程度ありました。 体感的には、GBオーダーのファイル転送とか100BASEに比べれば ずっと早いですけど、予想以上には早く感じませんでした(windowsで)(笑) 試したのが昔のギガビットカードだったので参考までに。 ※DGE-500SX→1000BASE-SX |
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投稿日時: 2003-05-21 22:07
はじめまして。
うちでは家庭内LANをギガビットイーサにしております。 すべて32bit33MHzのPCIのマシンですが、ひとくちに 32bit33MHzのPCIといっても、けっこう違いまして... 正確に測定したわけではなくて、FFFTP(Windows用のFTPクライアント) が表示する値を眺めただけなんですが。 100Base-TX では 11000kB/s 程度でした。およそ 90Mbps なわけで、 十分な数字だと思います。 ギガビットにすると、i850なマザーボードおよびi850Eなマザーボードを 使っているマシンでは25000kB/s 程度(うろ覚えです。27000とか出てるかも しれません)出ますが、440BXなマザーボードではやはりサウスブリッジ (IDEのコントローラを搭載している)がPCIバスの先にぶらさがってるのが 足をひっぱってるようで、読み出しで17000kB/s、書き込みでは14000kB/s 程度しか出ていません。 |
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投稿日時: 2003-05-21 22:41
はじめまして。
Linux環境でttcpとかdiscardなどのベンチマークの測定中にディスクI/Oが発生しないようなものなら、32bitバスでも2GHzクラスのCPUを使用していれば、クロス接続で700Mbps以上の速度がでます。しかし、ディスクI/Oが絡むと、転送速度はがた落ちです。Ultra320等の高速なディスクでハードウェアRAIDを組んでいるような環境でも、300Mbpsも出れば良い方です。 ご存知だとは思いますが、ギガビットインサーネットをフル運転するだけで、32bitPCIでは帯域不足が発生します。他にも帯域を消費するデバイスがあるような場合には、いうまでもなく、低速になります。 一般的な環境では、PCIバスよりもHDDの遅さが足を引っ張っていることが多いようです。 ちょうど、日経バイトの6月号が、ギガビットインサーネットの特集を組んでいます。32bitPCI接続でWindows環境での結果は、ディスクI/Oなしで600Mbps、リモートからの読み込みで100Mbps、リモートへの書き込みで400Mbpsという数字が掲載されています。 私が以前計測したものでは、実効速度でギガビットインサーネットが100Mbps、100Baseが80Mbps程度でした。Windows環境でファイル転送するなら、二割増程度の速度と考えた方が良いようです。 |
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投稿日時: 2003-05-22 11:58
すいません。
素人なもので、用語の意味が理解できてませんので よろしければご教授ください。 かとちんさん>GBオーダーっていうのはなんでしょうか? MyTimeさん>"ttcpとかdiscardなどのベンチマークの測定中にディスクI/Oが発生しないようなもの”というのは? 特にディスクI/Oが絡むというのは、どのようなことをさしているのでしょうか? また、HDDの遅さとは、回転速度の遅さであったり、IDEであったりというような問題でしょうか? 何かの本にOSも影響してくると書いてあった覚えもあります。(windows2000以前のOS はギガベースの威力を発揮できないと。) 私の私的な意見なのですが、 取り扱うデータが、多ければ多いほど、ギガ環境の方が影響力を及ぼしてくると 思うのですが、いかがでしょうか? ざっくりですが、取り扱うデータは、 一つ、1M程度の連番データが1G程度(約1000枚)頻繁にやりとりが行われます。 また、現在のネットワーク環境でも頻繁にトラフィックが生じたり データの書き込み速度が極端に落ち込んだりといろいろと難ありです。 いろいろ問題は考えられるとは思うのですが、単純にギガ構築することに より問題は少しは解決しないでしょうか。。 |
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投稿日時: 2003-05-22 17:48
分かりずらく書いてしましましたね。すいません。
>かとちんさん>GBオーダーっていうのはなんでしょうか? 単純なんですけど、ファイルサイズが1GB(ギガバイト)以上の物を言いたかっただけです(汗) >一つ、1M程度の連番データが1G程度(約1000枚)頻繁にやりとりが行われます。 一度に1GB以上データを転送するならば、ギガビットのLANカード使用したほうがいい と思います。ただ、LANカードを100Mbps→1Gbpsの物に変えればいいというのでなく OS、CPU、メモリ、HDD、PCIバス(ギガビットLANカード以外は転送速度の低い物を使用するとか) も関わってきましすのでなるべく高速な物を使用することをお勧めします。 (OSが高速っていうのは変かもしれませんが・・・(笑)) ギガビットLANの本来の力は発揮され難くなりますが100MbpsのLANよりは 改善されると思います。 まあ、何はともあれ存続マシンにギガビットLANカードを搭載して 一度試してみる(予算があれば)のがいいと思いますよ。(1対向分ぐらいで) 1000Base-Tのカードもスイッチも前に比べれば、だいぶ安くなっていますので。 |
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投稿日時: 2003-05-22 22:37
> MyTimeさん>"ttcpとかdiscardなどのベンチマークの測定中にディスクI/Oが
> 発生しないようなもの”というのは? 特にディスクI/Oが絡むというのは、 > どのようなことをさしているのでしょうか? ttcpやdiscardといったベンチマークは、メモリ上に作成したデータを相手と送受信しているだけですので、ベンチマークを実行するのにディスク装置に対する入出力を基本的には行いません。 通常の使用状況では、サーバのディスク上にあるデータをクライアントから読み出したり、サーバのディスク上にデータを書き込んだりすることにより、ディスク装置に対する入出力が発生します。ディスク装置に対する入出力があるということは、ディスク装置に対するデータ転送によりシステムバスのデータ帯域を消費するということです。32bit,33MHzのPCIの場合、最大帯域が133MBytes/secです。PCIバス上にSCSIカードが差してあり、そこからLAN上にデータ転送を行うとすると、単純計算では、66MBytes/secでディスクからデータを読み込ん66MBytes/secで送信することになります。つまり、528Mbps以上ではデータ転送ができない計算になります。実際には各種のオーバーヘッドがあるため、実効速度としては、300Mbps前後しか出ないことになります。64bit,33MHzのPCIを使用して、やっとつりあうことになります。メモリ上からデータを転送するだけなら、NICがPCIバスの帯域を占有できますので、32bit,33MHzのPCIでも送信または、受信だけならば、お釣りがくることになります。全二重通信で最大速度を出した場合には、NICだけで250MBytes/secを要求しますので、32bit,33MHzのPCIでは帯域が足りません。 同じ理屈でいうと、100Baseの場合には、NICのデータ転送は全二重でも25MBytes/secです。ディスク装置との入出力を考えてもPCIバスの帯域の半分程度しか使用していません。ネットワークの帯域不足で、速度が出ていない状態ですので、ギガビットイーサ環境にするだけでも、フル性能こそ出ませんが、それなりにデータ転送が高速化できる見込みがあります。 全ての端末をギガビットイーサ環境にするのであれば、ビッグパケットの採用も検討した方が良いかもしれません。ビッグパケットを採用すれば、TCP/IPのパケットヘッダによるオーバヘッドを軽減した上でCPUの負荷率を下げられる場合があります。 もっとも、Windowsで主流のSMBやCIFSでファイル共有するなら、オーバヘッドがあまりにも大きいので、転送速度の向上はあまり望めません。 [ メッセージ編集済み 編集者: MyTime 編集日時 2003-05-22 22:39 ] |
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投稿日時: 2003-05-22 22:53
まず前回書いたことの補足をしますと...
PC3台を低価格スイッチングハブで繋いでいます。 3台の構成は、i850E で Pentium4 1.6GHz、i850 で Pentium4 1.5GHz、 440BX で PentiumIII 850MHz、です。 HDD は全てここ一年ほどの間に購入したIDEの7200回転のもので、 最も古いのがMaxtor DiamondMax Plus 9 6Y120L0 です。それらを ごく普通にオンボードのIDEインタフェースに繋いでいます。 OS は Windows 2000 Proffesional、FTP サーバには IIS を使い、実際に ファイル転送を行ってそのときの速度をみています。 日常的に使っていて、特にベンチマークをとるということはしていません。 (HDDをデフラグしてOS起動直後に測定する、というようなことはやって いなくて、ふだん使っているときの速度です) この状態で、前回書いた通り200Mbps程度は出ています。毎日のように 15GB程度のファイルをFTPしていますが、その所要時間は10分か、 それ以下です。(正確な測定はしていません) >特にディスクI/Oが絡むというのは、どのようなことをさしているのでしょうか? HDD の読み書きが伴えば(普通に使えばそうなりますが)遅くなります。 PCIスロットに挿したSCSIインタフェースにHDDを繋いだ場合、ネットワーク インタフェースとHDDとでPCIバスの帯域の奪い合いになるので、遅くなると 思います。 近ごろのチップセット(インテルでいえば型番がi8xxとなって いるもの)を使ったマザーボードなら、オンボードのIDEインタフェースに 素直にIDEのHDDを繋いだほうが速いのではないかと思います。 (実測して比較したわけではありませんが) >また、HDDの遅さとは、回転速度の遅さであったり、IDEであったりというような問題でしょうか? 回転速度も目安のひとつですが、開発された時期も同様に重要なポイント です。要するに、新しいものほど速いです。 それから、いま考えている条件では、上述した通り IDE のほうが速いのでは ないかと私は予想します。 >何かの本にOSも影響してくると書いてあった覚えもあります。(windows2000以前のOS >はギガベースの威力を発揮できないと。) 設定を変更すれば良さそうな気はします。実際に試したわけではないので ひょっとしたら違ってるかもしれませんが。 |
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