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VoIP導入でなぜIPv6化が急増するのか?

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投稿者投稿内容
おばけ
会議室デビュー日: 2004/01/23
投稿数: 1
投稿日時: 2004-01-23 05:27
最近の傾向として、企業のVoIP化というのはIP-CENTERXが一般的かと思いますが、IPv6

化により、IP-CENTREX導入が急増するという事に関しては疑問が残ります。

記事本文には、SIPサーバが不要になるとありましたが、確かにIP-CENTREX事業者はSIP

セッションを確立する時におきる、SIPセッション確立時のマッピングによる負荷がなく

なりますが、その事により価格が大幅に下がるとはとても思えません。

IPv6下で動作するVOIP環境でもやはりPBX機能は必要ですから、ソフトスイッチがなくな

ることはないとして、結局はVOIPゲートウェイのIPV6化によるリプレースコストや、IP

電話間のダイレクト接続によるマッピングによる負荷コストなどを考えると、現状の

IPV4での運営のほうが安価ですむようにも思えます。

この記事からわからかったのですが、IPV6化による具体的なコスト減のVOIPソリューシ

ョンとは一体どのようなものなのでしょう?また具体的な接続方法は一体どのようなも

のなのでしょうか?

ぜひ知識ある皆様のご意見をお伺いしたいのでよろしくお願いします

Junbow
ぬし
会議室デビュー日: 2002/01/24
投稿数: 373
お住まい・勤務地: saga.jp
投稿日時: 2004-01-23 09:51
 こんにちは。
 ちなみに、うちの会社も12月にPBXのリプレースを行なったのですが、今回は、割と早い段階で、IP-CENTREXは検討対象から外しました。
 その理由はいくつかあって、例えば、うちの会社は県内外あわせても10拠点程度しかなく、またそのうち半分は、1-2人しか人間が居ない小規模拠点であり、もともとPBXが導入されていないということ、それと、300人程度が働く本社ではPBXの転送・代理応答機能等をフル活用していること、さらに拠点ごとに現在使用しているVPN用回線とは別に、セントレックスのキャリアの回線を引き込む必要があることなどを加味すると、コストメリットが見出せくなくなったためです。
 このため、本社PBXは、IP-PBXに更新したものの、VoIPゲートウェイに関しては、それまで使用してきたVoIPゲートウェイをグレードアップ運用することになりました。
 で、VoIPにIPv6を導入するメリットとして私が思うのは、IPv6ではIPヘッダ構造が変わり、フロー情報やセキュリティ情報が含まれるようになったため、従来のIPv4パケットに比べて、諸々の制御がしやすいのでは?という点です。
 それと、記事中にはアドレス不足にまつわる問題しか触れられていないようでしたが、IPv6では、アドレスの構造から、経路制御に関わるルーターの負荷を減らせるということもあり、ひいては、音質向上につながるのでは?と期待される点です。
 反面、IPv4上ではどんどん新しい技術が開発され、また旧クラスAアドレスのリナンバーも進んできているため、枯渇予想時期は度々延びているように見受けられます。
 
 
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