何かがおかしいIT化の進め方

一般企業の情報システム部門に所属してきた著者が、過去の体験やコンサルティング実績を基に、情報化推進時に突き当たる疑問点、困難な点について考える

<バックナンバー>


阪神大震災10年目に考えること、するべきこと(後編)
何かがおかしいIT化の進め方(23)
 
後編では、地震対策などの災害対策を検討する際の問題を掘り下げ、対処の具体的な方法などを、実体験を基に考える
阪神大震災10年目に考えること、するべきこと(前編)
何かがおかしいIT化の進め方(22)
 
今回は、阪神大震災を経験した筆者が、地震対策を中心にした災害対策を検討する際に、その基礎となる要件を考える
“気付き”のコミュニケーション
何かがおかしいIT化の進め方(21)
 中小企業のIT化では、外部の人たちが経営者の“気付き”の問題を議論している。今回はこの気付きの問題を掘り下げて考えてみる

JR脱線事故からマネジメントを学ぶ
何かがおかしいIT化の進め方(20)
 4月にJR西日本で痛ましい事故が起き、さまざまな議論がされている。今回は事故を題材として、組織とマネジメントの問題を考えてみる

羽田空港の管制はなぜ止まったのか?
何かがおかしいIT化の進め方(19)
 8月初旬に羽田空港の管制機能が電源システムの問題で止まる事故があった。この事故を題材に、ITの問題に移し替えて考えてみる

IT徒然草――コストと利便性を追い求めて失うもの
何かがおかしいIT化の進め方(18)
 
この20年、目先の利便性やコスト効率を追いかけてきたが、失ったものも多い。今回は、IT化やデジタル化とともに失ったものを考える
理想的な上司と部下の関係とは――部下の育成方法
何かがおかしいIT化の進め方(17)
 部下の育成は「上司・管理者の大切な業務の1つ」だと考えるべきだ。今回は、上司と部下の関係や部下の育成方法などを考える

続・いまのIT組織でいつまでやっていきますか?
何かがおかしいIT化の進め方(16)
 今回は前回に引き続き、IT組織体制を考える。今回は組織機能の集中と分散の問題やCIOの役割、IT部門の機能の将来を中心に考える

いまのIT組織でいつまでやっていきますか?
何かがおかしいIT化の進め方(15)
 過去10年間のITに関する組織体制への対応は、その場しのぎが多かった。では、今後のIT組織体制はどのようにしていけばよいのか?

ITの動向や他社の状況を、気にし過ぎていませんか?
何かがおかしいIT化の進め方(14)
 今回は自社の情報化を考えるうえで、企業の特性や戦略によってITの位置付けがどのように変わるかについて、3つの切り口で考える

IT化と投資の“正しい”関係とは?(後編)
何かがおかしいIT化の進め方(13)
 IT投資の評価に関する問題の最終回。情報セキュリティ投資などに関する問題、事後評価は何のために必要なのかなどを考える

IT化と投資の“正しい”関係とは?(中編)
何かがおかしいIT化の進め方(12)
 前編に続いてIT投資の評価に関する問題を考える。今回は特にIT投資評価とBSCとの関係や、インフラ投資の評価などを検討する

IT化と投資の“正しい”関係とは?(前編)
何かがおかしいIT化の進め方(11)
 米国伝来のIT化は正しいのか? 自社のIT活用法をベンダなどに頼ってはならない。ITと投資の正しい関係を考える

ブレークタイムでの話題−製品と情報化のコンセプト
何かがおかしいIT化の進め方(10) コンセプトに関する最後の話題として、自動車を切り口に、対象とする“モノ”自体のコンセプトについて考えてみる
“誰にでもやさしい”ITは良いことなのか?
連載:何かがおかしいIT化の進め方(9) 知識のない人でもITを使った業務が進められるように、マニュアル化や自動化を施す――これは本当に有効な手段なのか?
ブレークタイムに“設計思想”を語り合おう
連載:何かがおかしいIT化の進め方(8) 新しいITの開発時には、どのようなコンセプトで設計するかを最初に詰める必要がある。こうした話題を仕事以外の場で話し合おう
仕事への取り組み方は最初の数カ月で決まる!
連載:何かがおかしいIT化の進め方(7) 新入社員を教育する際に留意すべきことは何か。新しくIT部門に異動になったらどうすべきか。認知心理学から解答を探る
優秀なスタッフを育てる職場環境とは
連載:何かがおかしいIT化の進め方(6) 優秀なITスタッフを育てるには、それにふさわしい環境が必要だ。既存社員も新入社員もさらなる「飛躍」を目指し、互いに高め合おう
全社IT最適化のカギは「データ体系の統一」
連載:何かがおかしいIT化の進め方(5) 情報システムの最適化には、全社・グループをまたがる「データ体系の整備」が欠かせない。その理由と対処策とは?
IT部門の存在価値は“全社最適”にあり
連載:何かがおかしいIT化の進め方(4) IT部門の存在価値を決めるのは「企業システムのフレームワーク標準化とその遵守の実現」だ。この具体策を考えよう
プロジェクト・チームの編成で失敗していませんか
連載:何かがおかしいIT化の進め方(3) 実際のITプロジェクトは、世の中で流行している“プロジェクト・マネジメント論”どおりに進められない。その理由を考えてみよう
IT化に対する関係者の不安や不満を取り除くには
連載:何かがおかしいIT化の進め方(2) 情報化プロジェクトでは、業務部門や経営層などさまざまな人間が不安や不満を抱くもの。その理由と解決策を説明する
世評やベンダの意見に踊らされていませんか?
連載:何かがおかしいIT化の進め方(1) ベンダや世評にまどわされたIT化のため、投資対効果が得られない中堅・中小企業が多い。そこでのIT部門の役割とは?

profile
公江 義隆(こうえ よしたか)
ITコーディネータ、情報処理技術者(特種)、情報システムコンサルタント(日本情報システム・ユーザー協会:JUAS)
元武田薬品情報システム部長、1999年12月定年退職後、ITSSP事業(経済産業省)、沖縄型産業振興プロジェクト(内閣府沖縄総合事務局経済産業部)、コンサルティング活動などを通じて中小企業のIT課題にかかわる


この記事に対するご意見をお寄せください managemail@atmarkit.co.jp

キャリアアップ

@IT Sepcial

「ITmedia マーケティング」新着記事

イーロン・マスク氏がユーザーに問いかけた「Vine復活」は良いアイデアか?
イーロン・マスク氏は自身のXアカウントで、ショート動画サービス「Vine」を復活させるべ...

ドコモとサイバーエージェントの共同出資会社がCookie非依存のターゲティング広告配信手法を開発
Prism Partnerは、NTTドコモが提供するファーストパーティデータの活用により、ドコモオ...

「インクルーシブマーケティング」実践のポイントは? ネオマーケティングが支援サービスを提供
ネオマーケティングは、インクルーシブマーケティングの実践に向けたサービスを開始した...