連載

C#入門

コラム:Visual Studio.NET ベータ2使用時の注意

(株)ピーデー
川俣 晶
2001/07/20


 本連載の第1回から第8回までのサンプル・ソースは、Visual Studio.NETベータ1日本語版のために作成されたものである。しかし、Visual Studio.NET Beta2英語版のリリースが始まり、多くの仕様変更が行われていることが判明した。そこで、これらのサンプル・ソースがベータ2英語版でも実行できるかどうか確認したところ、実行可能であった。ベータ2を入手した読者も安心して、本連載のサンプルコードを試していただきたい。

 ただし、注意点が1つだけある。コンソール・アプリケーションのスケルトンを生成した場合、ベータ1ではMainメソッドを「public static int Main(string[] args)」と宣言している。これに対して、ベータ2では「public static void Main()」と宣言するコードが生成される。これはどちらの書式も正しく、ベータ1で生成されたコードがベータ2でエラーになるわけではない。そのため、ベータ1のために書かれたサンプル・ソースをそのまま入力しても、問題なく処理可能である。しかし、ベータ2で生成されたスケルトンの中にコードを書き込む場合は、「return 0;」を書き込んではならない。これは、Mainメソッドの戻り型がintの場合に必要となるものだが、ベータ2では戻り型がvoidなので、「return 0;」を書き込むと逆にエラーになる。

 以上のような理由で、連載第1回目の「C#でHello World!」をベータ2で体験する場合は、生成されたリスト中に「return 0;」が見えないと思う。これはまったく正常である。ないまま試していただきたい。


 INDEX
  C#入門 第8回 式と演算子
    1.C#の演算子
    2.四則演算(+、-、*、/)
      コラム:Visual Studio.NET ベータ2使用時の注意
 
「C#入門」


Insider.NET フォーラム 新着記事
  • 第2回 簡潔なコーディングのために (2017/7/26)
     ラムダ式で記述できるメンバの増加、throw式、out変数、タプルなど、C# 7には以前よりもコードを簡潔に記述できるような機能が導入されている
  • 第1回 Visual Studio Codeデバッグの基礎知識 (2017/7/21)
     Node.jsプログラムをデバッグしながら、Visual Studio Codeに統合されているデバッグ機能の基本の「キ」をマスターしよう
  • 第1回 明瞭なコーディングのために (2017/7/19)
     C# 7で追加された新機能の中から、「数値リテラル構文の改善」と「ローカル関数」を紹介する。これらは分かりやすいコードを記述するのに使える
  • Presentation Translator (2017/7/18)
     Presentation TranslatorはPowerPoint用のアドイン。プレゼンテーション時の字幕の付加や、多言語での質疑応答、スライドの翻訳を行える
@ITメールマガジン 新着情報やスタッフのコラムがメールで届きます(無料)
- PR -

注目のテーマ

Insider.NET 記事ランキング

本日 月間
ソリューションFLASH