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DataGridコントロールで列の幅を指定するには?

デジタルアドバンテージ
2003/12/12

 DataGridコントロールでデータを表示するとき、文字列が列からはみ出してしまい、文字列の一部分しか見えていなかったり、余白が空きすぎて見栄えが良くなかったりする場合がある。

DataGridコントロールによるデータの一覧表示
DataGridコントロールで、文字列が列からはみ出したり、列に余白があったりするので、データが見づらい場合がある。
  文字列が列からはみ出している。本来なら「パイナップル」と表示されるところが、列幅が足りないので、「パイナッ」(一部分)までしか表示されていない。
  余白が空きすぎている。次の列までの余白が空きすぎているので、見栄えが悪い。

 このような場合、DataGridコントロールにあらかじめ最適な列幅を指定しておくとよい。

列幅を指定したDataGridコントロール
文字列が列内に適切に収まっていおり、無駄な余白もないので、データが見やすい。
  列幅が大きくなっているので、文字列が完全に列内に収まっている。
  列幅が小さくなっているので、無駄な余白がない。

 上の図のように、DataGridコントロールで、列の幅を指定するには、DataGridTextBoxColumnクラス(System.Windows.Forms名前空間)のWidthプロパティにピクセル単位で幅を設定する。

 なお、この列幅をDataGridコントロールに適用するには、まず、列の幅を指定したDataGridTextBoxColumnオブジェクトを、DataGridTableStyleクラスのオブジェクトのGridColumnStylesプロパティにAddメソッドを使って追加する。このGridColumnStylesプロパティは、DataGridコントロールの列のスタイルを指定するためのコレクションである。次に、そのDataGridTableStyleオブジェクトを、DataGridコントロールのテーブル・スタイルのコレクションであるTableStylesプロパティにAddメソッドにより追加する。次に具体的なコードを示す。

private void Form1_Load(object sender, System.EventArgs e)
{
  // テーブルを作成
  DataSet dataSet1 = new DataSet("商品マスター");
  DataTable dataTable1  = dataSet1.Tables.Add("商品テーブル");
  DataColumn dataClumn1 = dataTable1.Columns.Add("ID", typeof(int));
  DataColumn dataClumn2 = dataTable1.Columns.Add("商品");
  DataColumn dataClumn3 = dataTable1.Columns.Add("個数", typeof(int));

  // テーブルのスタイルを作成
  DataGridTableStyle dgTableStyle = new DataGridTableStyle();
  dgTableStyle.MappingName = dataTable1.TableName;
  dataGrid1.TableStyles.Add(dgTableStyle);


  // テーブルの列のスタイルを作成
  DataGridTextBoxColumn dgColumnStyle1 = new DataGridTextBoxColumn();
  DataGridTextBoxColumn dgColumnStyle2 = new DataGridTextBoxColumn();
  DataGridTextBoxColumn dgColumnStyle3 = new DataGridTextBoxColumn();
  dgColumnStyle1.MappingName = dataClumn1.ColumnName;
  dgColumnStyle2.MappingName = dataClumn2.ColumnName;
  dgColumnStyle3.MappingName = dataClumn3.ColumnName;
  // *** 列の幅を決定 ***
  dgColumnStyle1.Width = 30;
  dgColumnStyle2.Width = 100;
  dgColumnStyle3.Width = 50;
  // 列のスタイルをテーブル・スタイルに登録
  dgTableStyle.GridColumnStyles.Add(dgColumnStyle1);
  dgTableStyle.GridColumnStyles.Add(dgColumnStyle2);
  dgTableStyle.GridColumnStyles.Add(dgColumnStyle3);


  // テーブルにデータを追加
  dataTable1.Rows.Add(new Object[] {1, "みかん", 100});
  dataTable1.Rows.Add(new Object[] {2, "パイナップル", 300});
  dataTable1.Rows.Add(new Object[] {3, "バナナ", 120});
  dataTable1.Rows.Add(new Object[] {4, "すいか", 280});
  dataTable1.Rows.Add(new Object[] {5, "いちご", 200});
  dataTable1.Rows.Add(new Object[] {6, "メロン", 150});

  // データグリッドにテーブルを表示する
  dataGrid1.SetDataBinding(dataSet1, dataTable1.TableName);
}
DataGridコントロールの列(Column)の幅を指定するC#のプログラム

 なお今回のTIPSは、データ内の文字列の長さが予測可能な場合には有効だが、文字列の長さが不定な場合はあらかじめ幅を決定できないので、あまり有効ではない。そのような場合、Graphicsクラス(System.Drawing名前空間)のMeasureStringメソッドなどを使って、データ内の文字列の最大幅を取得し、列幅を動的に決定する必要があるだろう。End of Article

カテゴリ:Windowsフォーム 処理対象:DataGridコントロール
使用ライブラリ:DataGridコントロール
使用ライブラリ:DataGridTextBoxColumnクラス(System.Windows.Forms名前空間)
使用ライブラリ:DataGridTableStyleクラス(System.Windows.Forms名前空間)
使用ライブラリ:Graphicsクラス(System.Drawing名前空間)
 
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