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.NET TIPS
[ASP.NET]構成ファイルのカスタム設定項目をページに直接反映するには?[2.0、C#、VB]
デジタルアドバンテージ 岸本 真二郎
2009/05/21 |
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ASP.NET Webアプリケーションの構成ファイルであるWeb.configには、次のようにしてアプリケーション独自の項目(=カスタム設定項目)を記述できる。
<configuration
xmlns="http://schemas.microsoft.com/.NetConfiguration/v2.0">
<appSettings>
<add key="Copyright" value="Copyright (C) XXX"/>
</appSettings>
</configuration>
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Web.configに記述したカスタム設定項目 |
このように設定したカスタム設定項目は、アプリケーションで次のように参照できる。
NameValueCollection appSettings =
System.Configuration.ConfigurationManager.AppSettings;
string str = appSettings["Copyright"];
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Dim appSettings As NameValueCollection = _
System.Configuration.ConfigurationManager.AppSettings
Dim str As String = appSettings("Copyright")
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アプリケーション内でカスタム設定項目の参照(上:C#、下:VB) |
詳細については、「TIPS:構成ファイルにカスタムの設定項目を追加するには?」も参照してほしい。
以上に加えて、Web.configに設定したカスタム設定項目の内容を直接Webページに反映したい場合は、Literalコントロールなどを使って次のように記述できる。
<asp:Literal ID="Literal1" runat="server"
Text="<%$ AppSettings: Copyright %>" />
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Web.configで設定した内容をLiteralコントロールで表示 |
Text属性に記述した書式は「ASP.NET式」と呼ばれるもので、「<%$」と「%>」で囲んで記述する。その内容は、「AppSettings:」に続けて、<add>要素で記述したKey属性の名前を記述する。
なお、Literalコントロールは<title>タグ内でも有効であるため、Web.configで記述しておいた内容をページ・タイトルに直接反映するといったことも可能だ。
利用可能バージョン:.NET Framework 2.0以降
カテゴリ:Webフォーム 処理対象:構成ファイル
使用キーワード:<appSettings>要素
使用ライブラリ:ConfigurationManagerクラス(System.Configuration名前空間)
関連TIPS:構成ファイルにカスタムの設定項目を追加するには? |
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