特集

NetDictionaryで始める Webサービス・プログラミング ４．Visual Studio .NETを起動する デジタルアドバンテージ 2001/09/29

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　Webサービスの参照用ページを使用することによって、Webサービスの使用方法をおおよそ理解できるだろう。続いては、ここまでに解説した2つのWebサービス・メソッドを呼び出すプログラムをVS .NETで作成する。何はともあれ、まずVS .NETを起動しよう。

Visual Studio .NET起動時の画面

VS .NETを起動するとまず最初にスタート・ページが表示される。ここで[新しいプロジェクト]ボタンをクリックして、プロジェクトを新規作成する。

新たにプロジェクトを作成するにはこのボタンをクリックする。 　 この部分には最近使用したプロジェクトの一覧が表示される。 　 スタート・ページの内容を切り替えるリンク。各項目ではVS .NETについての最新情報が表示される。

　この画面から、[新しいプロジェクト]ボタンをクリックしてプロジェクトを新規作成する。このボタンをクリックすると次のダイアログ・ボックスが開く。

[新しいプロジェクト]ダイアログ

「Visual C#プロジェクト」と「Windowsアプリケーション」を選択し、プロジェクト名をicdclientに設定する。これにより最終的にはicdclient.exeが出来上がる。

プロジェクトで使用するプログラム言語をここで指定する。今回はC#言語を使用するため、「Visual C#プロジェクト」を選択する。 　 今回はテンプレートとして、Windowsアプリケーションを選択する。 　 プロジェクト名を指定する。このプロジェクト名は生成されるプログラムのネームスペースや、最終的に作成される実行ファイルのファイル名に使用される。 　 プロジェクトを保存するディレクトリを指定する。デフォルトではマイドキュメントの「Visual Studio Projects」ディレクトリの下に、プロジェクト名のディレクトリが作成され、すべてのファイルはそこに保存される。

　今回はプログラミング言語としてC#を使用してWindowsアプリケーションを作成するので、[プロジェクトの種類]では「Visual C#プロジェクト」を、[テンプレート]では「Windowsアプリケーション」をそれぞれ選択する。プロジェクト名は“icdclient”とした。このプロジェクト名は、生成されるプログラムのネームスペースや、最終的に作成される実行ファイルのファイル名に使用される（つまり、最終的に“icdclient.exe”が出来あがる）。

　プロジェクト名を指定して[OK]ボタンをクリックすると、新しいプロジェクトが作成され、次のような画面となる。画面に表示されるフォーム“Form1”は、Windowsアプリケーションのメイン・ウィンドウとなるものだ。これに対応したソース・ファイルはForm1.csである。

新しいプロジェクトを開いた直後の画面

プロジェクトでWindowsアプリケーションを選択したため、フォームForm1が1つ作成される。

このフォームがWindowsアプリケーションのメイン・ウィンドウとなる。 　 プロジェクトに含まれているファイルや「参照設定」がツリー表示されるソリューション・エクスプローラー。一部のファイルは非表示となっているが、並んでいるボタンの1つをクリックすることにより、すべてのファイルを表示することができる。 　 コンパイル結果やデバッグ・メッセージを表示するための出力ウィンドウ。 　 現在選択されている項目により自動的にその内容が切り替わるダイナミック・ヘルプ。

　

INDEX
	［特集］NetDictionaryで始めるWebサービス・プログラミング
	第2回　Visual Studio .NETで作るWebサービス・クライアント
	1．ICD Webサービスを試す
	2．見出し語を検索する
	3．単語の意味を取得する
	4．Visual Studio .NETを起動する
	5．GUIを作成する
	6．Web参照を追加する
	7．追加されたWeb参照とプロキス・クラス
	8．ネームスペースの指定を追加する
	9．イベント・ハンドラを記述する
	10．アプリケーションを実行する

　

特集 ： NetDictionarｙプロジェクト

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