この記事は「こちら」に移動しました。

 

■2分 - モデルの表現法を統一したのがUML

 数年前のことになりますが、オブジェクト指向の世界には多数の表記法が存在していました。OMT法やBooch法といったオブジェクト指向を使ったシステム開発のための方法論について聞かれたことがある方もいらっしゃるかと思います。当時はそうした方法論が乱立し、それぞれで独自の表記法を作っていたため、数え切れないほどの表記法があったのです。

 そのような状況だと、同じ「クラスの構造を表すモデル」といっても、それを描くための表記法が何通りもあり、方法論が変わるたびに描きたいことは同じなのに、表記法を覚え直さなければなりませんでした。また、異なるエンジニアの間で情報交換をしようと思ったら、表記法が違っていたためモデルが理解できず、情報交換がうまくできなかったという問題もあったりしました。

 そんなところに登場したのがUMLです。UMLは乱立する表記法を統一するために作られました。Unified(統一)という言葉の由来はそこからきています。UMLはオブジェクト指向によるシステム開発で用いられるさまざまなモデルの表記法を標準化していきました。そうして、UMLは1997年にOMG(Object Management Group:オブジェクト指向技術の標準化団体)の標準となり、その後、オブジェクト指向業界での表記法のデファクトスタンダードとして使われています。


「3分 - UMLは分析や設計の精度を上げる」

 Index
 5分で絶対に分かるUML
 

UMLとはいったい何だ?

  1分 - モデルとはオブジェクトの表現手段
2分 - モデルの表記法を統一したのがUML
  3分 - UMLは分析や設計の精度を上げる
  4分 - UMLのダイアグラム
  5分 - UMLは必須知識

 


この記事に対するご意見をお寄せください managemail@atmarkit.co.jp

「ITmedia マーケティング」新着記事

2019年の消費増税前後で日本人の消費はどう動いたか――Criteo幹部が解説
若い世代を中心に増税前の消費は上昇したものの買われたのは低価格な日用品が中心。ECよ...

越境ECで売れる日本製品 「フイルムカメラ」「限定キャラクター商品」など――イーベイ・ジャパン調べ
日本からeBayに出品されたアイテムの販売動向が発表されました。

過度なオンラインショッピングは「依存症」、感情に基づく広告etc. Gartnerの戦略的展望
Gartnerが発表した重要な戦略的展望トップ10からマーケティングやCX(顧客体験)に関わる...