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連載

Javaオブジェクトモデリング

本連載で使用する言語について

 オブジェクト指向技術では、非常に多様な用語が使われます。もちろん、これにはいろいろな歴史的な経緯があるわけですが、現在はUMLの仕様に準拠した用語をベースにするのが妥当です。日本語の用語については『UML仕様書』で定義されており、これを使うことが一般的に望ましいとされています。ただ、UML仕様書で定義されている用語は一般名詞と重なっているものがあり、ほかの技術分野(例えば関係?)と重なっている場合もあります。以上の点から、本連載ではUML仕様書をベースとしつつ、次の基準を用いて一部独自の用語を使います。

  • 基本的にはUML仕様書に従う
  • UML仕様書の用語が一般名詞と重なる場合は、カタカナ語を用いる

 本連載で用いる用語を下表に示します。

本連載での用語

UML(英) UML(日) そのほか 本連載
abstract 抽象 アブストラクト 抽象
concrete 具象 コンクリート 具象
classifier 分類子 クラシファイア 分類子
relationship 関係 リレーションシップ リレーションシップ
association 関連 アソシエーション アソシエーション
aggregation 集約 アグレゲーション 集約
composition コンポジッション 複合集約 合成集約
generalization 汎化 ジェネラライゼーション 汎化
realization 実現 リアライゼーション リアライゼーション
dependency 依存性 ディペンデンシィ ディペンデンシィ
operation 操作 オペレーション オペレーション
attribute 属性 アトリビュート 属性
responsibility 責務 責任 責務
signature シグニチャ シグネチャ シグニチャ
activity 活動 アクティビティ アクティビティ
collaboration 協調 コラボレーション コラボレーション
deployment 配置 配備 デプロイメント
interaction 相互作用 インタラクション 相互作用

本連載で使用するバージョンについて

 Javaの最新バージョンはJDK 2 1.4、UMLの最新バージョンは1.4です。しかし、本連載では適用範囲を広げる意味でも、Java2 1.2およびUML 1.3をターゲットにします。いずれのバージョンも核となる安定したバージョンであり、後続のバージョンはこのバージョンのマイナーチェンジという形になっています。

 Java2 1.2から最新版のJava2 1.4までの拡張はクラスライブラリの機能追加が主で、UMLによる設計図にインパクトを与える言語仕様の拡張はないので特に問題はないでしょう。また、現在、新しい言語機能としてGenericsが開発されています。この言語機能はUMLによる設計図にも影響してきますが、Java2 1.4での正式仕様でないことから今回の連載では扱わないことにします。

 UMLについては、以下の5冊の書籍をベースにします。いずれもUML 1.3をターゲットにしたものです。

  • The Unified Modeling Language Reference Manual (邦訳版:UMLリファレンスマニュアル)
  • The Unified Modeling Language User Guide (邦訳版:UMLユーザーガイド)
  • The Unified Software Development Process (邦訳版:UMLによる統一ソフトウェア開発プロセス―オブジェクト指向開発方法論)
  • OMG Unified Modeling Language Specification Version 1.3, June 1999
  • UML仕様書

 また、必要に応じてUML 1.4の情報にも触れることにします。UML 1.4の情報は以下の書籍を使用します。

  • OMG Unified Modeling Language Specification Version 1.4, September 2001



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