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/tmpのファイルがいつの間にか消えてしまう

北浦訓行
2002/8/29

 /tmpにコピーしておいたファイルは、毎日午前4時2分に行われる自動処理(午前4時になると激しいディスクアクセスが始まる参照)の1つによって消去される。具体的には、その処理を行っているのは/etc/cron.daily/tmpwatchだ。

 Red Hat LinuxとVine Linuxの場合、/etc/cron.daily/tmpwatchは以下のようになっている。

/usr/sbin/tmpwatch 240 /tmp ←240時間アクセスされていない/tmpのファイルを削除
/usr/sbin/tmpwatch 720 /var/tmp ←720時間アクセスされていない/var/tmpのファイルを削除
for d in /var/{cache/man,catman}/{cat?,X11R6/cat?,local/cat?}; do
    if [ -d "$d" ]; then
            /usr/sbin/tmpwatch -f 720 $d ←/var/cache/manや/var/cache/catman以下の諸ファイルで720時間アクセスのないものを削除
    fi
done

 /tmpには一時作業用のファイルが置かれる。そのため、一定時間アクセスのないファイルは削除していかないと、大量のファイルが/tmpに残ってディスク容量が無駄に消費されてしまう。そのため、tmpwatchで一定期間アクセスされていないファイルやサブディレクトリ(atimeが更新されていないもの)は削除されるのだ。

 /etc/cron.daily/tmpwatchの実行属性を外すなどの方法によって、/tmpのファイルが消えないようにすることもできるが、それはお勧めできない。保存しておきたいファイルは/tmpには置かないようにするのが原則だが、引数の「240」をもう少し大きな値に変更するなどの方法を取るなどでもいいだろう。

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