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Webサイトを一括ダウンロードするには 北浦訓行 |
ブロードバンドの普及によって、巡回ソフトでWebサイトをダウンロードして、後でまとめて見るという使い方をする人は減ったかもしれない。しかし、インターネットに接続できない外出先で資料として見たり、自分のWebページをバックアップしたりするために、Webサイトを一括ダウンロードすることはあるだろう。このような場合にもwgetコマンドを利用することができる(編注)。
編注:Webサイトの一括ダウンロードをひんぱんに行うと、相手サイトに負荷をかけることになるので注意すること。 |
wgetコマンドでWebサイトを一括ダウンロードするときは、-rオプションを付ける。デフォルトでは、5階層までを一括してダウンロードしてくれる。wgetを実行したディレクトリにホスト名(URL)と同じディレクトリが作成され、その下にファイルがダウンロードされる。
$ wget -r http://www.example.jp/ |
ダウンロード結果を確認すると、以下のようになっている。
$ ls |
-lオプションを使うと、ダウンロードする階層を変更することもできる。例えば、7階層までダウンロードする場合は、以下のようにする。
$ wget -r -l 7 http://www.example.jp/ |
また、~/.wgetrcというファイルを作成し、
--level=7 |
としておくと、デフォルトで7階層までダウンロードしてくれるようになる。
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