Linux Tips

WindowsのOutlook風メーラ「Evolution」を使うには

北浦訓行
2003/3/20

 Evolutionは、Windows用のアプリケーションであるOutlookによく似た画面構成のメールアプリケーションで、Red Hat Linux 8.0とTurbolinux 8 Workstationには最初からインストールされている(Vine Linuxに関してはVine LinuxにEvolutionをインストールするには参照)。WindowsでOutlookを使った経験のあるユーザーであれば、簡単にEvolutionを使いこなすことができるだろう。

 Red Hat Linuxの場合は、GNOMEメニューの[インターネット]−[Email]を選択するとEvolutionが起動する。Turbolinuxの場合は、仮想ターミナルでevolutionコマンドを実行する。

 初めてEvolutionを起動すると、メールアドレスやメールサーバなどの情報を登録するウィンドウが表示される。

ユーザー情報の入力画面

 [次]ボタンをクリックすると、POPサーバの設定画面が表示されるので、必要事項を入力して[次]ボタンをクリックする。以降、サーバ関連の設定が続くが、入力する内容は一般的なメーラと同じなので、戸惑うことはない。ユーザー設定がすべて終了すると、Evolutionのウィンドウが表示される。

Evolutionで管理される情報をまとめて表示するサマリーの画面

 メールを送受信するには、左のボックスにある[受信箱]のアイコンをクリックする。すると、メールの画面が表示される。ユーザー設定画面で、自動的にメールを受信する設定を行った場合は、定期的にメールサーバにアクセスして、メールを受信してくれるし、[送受信]ボタンをクリックすれば、手動で送受信が可能だ。受信したリストの1つをクリックすると、その内容が下のウィンドウにプレビュー表示される。

受信したメールの一覧。未読メール(この画面の場合はすべて)は太文字で表示されるところもOutlookと同じだ

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