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yumで自動更新しないパッケージを指定するには

北浦訓行
2004/6/3

 Fedora Core 1を自動更新するには(yum編)で紹介したように、Fedora Coreなどでyumコマンドを実行すると、Fedora Project側で更新されたパッケージはすべて自動的にダウンロード/更新してしまう。すべてをFedora Projectに任せるのであればそれでも構わないのだが、ソースからインストールしているプログラムなどがある場合、同じプログラムがパッケージで更新されると都合が悪いこともある。そのようなときは、/etc/yum.confで更新対象外にするパッケージを指定する。

 具体的には、/etc/yum.confの[main]セクションに、

exclude=

という行を追加し、パッケージを指定する。パッケージの指定では、「*」や「?」「.」などのワイルドカードを指定できる。例えば、「kernel-smp〜」というパッケージを更新対象外にする場合は、

[main]
(省略)
exclude=kernel-smp*

とする。

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