Linux Tips

さざなみフォントを使うには

北浦訓行
2004/9/2

 フリーの「さざなみフォント」は、「東風フォント」の代替えとして開発されているTrueTypeフォントで、明朝とゴシックの2書体がある。原稿執筆時点の最新版はsazanami-20040629で、SourceForge.jpのefontプロジェクト(http://sourceforge.jp/projects/efont/)からダウンロードできる。

 sazanami-20040629.tar.bz2をダウンロードして展開すると、明朝とゴシックのTTFファイルとドキュメントが生成される。

$ tar jxf sazanami-20040629.tar.bz2
$ cd sazanami-20040629
$ ls
README doc/ sazanami-gothic.ttf sazanami-mincho.ttf

 この2つのTTFファイルを所定のディレクトリにコピーする。コピー先のディレクトリは、ディストリビューションによって異なるので注意が必要だ。

 Fedora Core 2およびTurbolinux 10 Desktopの場合、コピー先ディレクトリは/usr/share/fonts/ja/TrueTypeとなる。

# cp *.ttf /usr/share/fonts/ja/TrueType

 Vine Linux 2.6/3.0では、/usr/X11R6/lib/X11/fonts/TrueTypeにコピーする。

# cp *.ttf /usr/X11R6/lib/X11/fonts/TrueType

 TTFファイルをコピーしたら、xfsを再起動する。Turbolinux 10 Desktopはxfsを利用していないので、X Window Systemを再起動する。

# /etc/rc.d/init.d/xfs restart

 以上で、さざなみフォントが使用できる状態になる。

Vine Linux 3.0上のOpenOffice.orgで表示したさざなみフォント

 KDEの場合は、KDEのフォントインストーラを使用する方法もある。KDEのフォントインストーラについては、無償の毛筆フォントを使うにはを参照。

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