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GNOMEでマウスポインタのサイズを変えるには

北浦訓行
2005/11/17

 サイズの割に高解像度の液晶パネルでGNOMEを使っていると、マウスポインタを見失うことがある。マウスポインタを大きくすることで、そうした事態を低減できる。

 GNOMEでは、[マウスの設定]でマウスポインタのサイズを変更できる。Fedora Core 4の場合、[デスクトップ]メニューの[個人設定]−[マウス]を選択すると[マウスの設定]が起動する。ターミナルエミュレータや[アプリケーション]メニューの[アプリケーションの実行]から起動する場合は、gnome-mouse-propertiesコマンドを実行する。

 [マウスの設定]画面で[カーソル]タブをクリックすると、マウスポインタのサイズを指定するパネルが表示される。サイズを変更したら、X Window Systemを再起動する(ランレベルが5の場合はログアウトして再度ログインする)。これで、マウスポインタのサイズが変わる。

各サイズでのマウスポインタ

 また、[[CTRL]キーが押されたらカーソルを強調表示させる]をオンにして[Ctrl]キーを押すと、(正確にはキーを放したときに)マウスポインタの周りに正方形が現れ、それが回転しながら小さくなる。この機能を使えば、マウスポインタのサイズを大きくしなくてもマウスポインタの場所が分かるようになるが、マウスポインタとは無関係の操作で[Ctrl]キーを押した際にも上記の強調表示効果が実行されるので、邪魔に感じることがあるかもしれない。

マウスポインタの周りに表示された正方形。回転しながら小さくなって消える

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