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文字コードを意識せずにテキストを表示・編集するには

北浦訓行
2005/11/23

 テキストファイルの文字コードがシフトJISなどの場合、GNOMEテキストエディタなどでは文字化けしてしまう。特に、WindowsとLinuxが混在した環境では、このような現象が発生しがちだ。nkfやlvなどのフィルタツールを使ってその都度文字コードを変換すれば回避できるが、これを毎回行うのは煩雑だ。

GNOMEテキストエディタでシフトJISのテキストを読み込むと文字化けする

 leafpadhttp://tarot.freeshell.org/leafpad/)は、GNOMEテキストエディタよりも機能が少ないシンプルなテキストエディタだが、テキストファイルの文字コードを自動判別して読み込むことができる。日本語環境で使用される文字コードは、UTF-8、シフトJIS、JIS、EUCのいずれかの場合が多いが、leafpadはどの文字コードにも対応している。

 Fedora Core 4の場合、Fedora ExtrasにleadpadのRPMファイルが用意されているため、以下のコマンドでインストールできる。

# yum install leafpad

 また、leadpadのWebサイトには、さまざまなディストリビューション用のパッケージが用意されているので、簡単にインストールできるはずだ。

 leafpadを起動するには、[アプリケーション]メニューの[アクセサリ]−[leafpad]を選択する。

leafpadでシフトJISのテキストを読み込むと正しく表示される

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