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lighttpdでユーザー認証を行うには(Basic認証編) 北浦訓行 |
lighttpd(話題のWebサーバ「lighttpd」を使うには参照)は、Basic認証とDigest認証をサポートしている。Basic認証ではパスワードが暗号化されず、平文のままネットワーク上に流れるため、経路上でパスワードが漏れてしまう可能性がある。Basic認証を使用する際は、SSLによって経路全体を暗号化するなどの対策を併用することをお勧めする(Webサーバ「lighttpd」でSSLを使うには参照)。
最初に、htpasswdコマンドでユーザー(例は「secret」)を作成し、パスワードを設定する。パスワードの設定に必要なパスワードファイルは、ここでは/etc/lighttpdディレクトリにlighttpd.user.htpasswdとして作成している。
# htpasswd -c /etc/lighttpd/lighttpd.user.htpasswd secret |
次に、lighttpdの設定ファイル(/etc/lighttpd/lighttpd.conf)を変更する。
server.modules = ( |
さらに、以下の記述を適当な場所に追加する。ここでは、ユーザー認証によるアクセス制限をかけるディレクトリを/srv/www/lighttpd/secretとしている。
auth.backend = "htpasswd" |
lighttpd.confの変更が終わったら、lighttpdを再起動する。
# service lighttpd restart |
Webブラウザでsecretディレクトリにアクセスすると、ユーザー認証用のダイアログボックスが表示されるはずだ。
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Firefoxのユーザー認証用ダイアログボックス |
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