Linux Tips

GNOMEでプログラムを自動実行するには(Fedora Core編)

北浦訓行
2006/4/6

 GNOMEには、ログイン時にプログラムを自動的に実行する仕組みがある。ここでは、Fedora Core 5で検索ツールBeagleを使うにはで説明したBeagleのデーモンを例に、自動実行する方法を説明する。

注:4年ほど前に、GNOMEでプログラムを自動起動するにはでプログラムの自動実行について説明した。基本的な仕組みは当時から変化していないが、操作手順はより簡単になっている。

 プログラムの自動実行は、「セッション」というプログラムで設定する。Fedora Core 4とFedora Core 5の場合は、[デスクトップ]メニューの[個人設定]−[他の個人設定]−[セッション]で起動する。Fedora Core 3の場合は、[アプリケーション]メニューの[個人設定]−[他の個人設定]−[セッション]になる。

 [セッション]ウィンドウが表示されたら、[自動起動するプログラム]タブをクリックする。

[セッション]の[自動起動するプログラム]タブ

 [追加]ボタンをクリックすると、[自動起動プログラムの追加]ダイアログボックスが表示されるので、ここに実行するコマンドを入力する。

[自動起動プログラムの追加]ダイアログボックス

 [OK]ボタンをクリックしてダイアログボックスを閉じると、[セッション]の[自動起動するプログラム]タブに戻り、先ほど入力したコマンドが追加されていることが確認できる。

プログラムが追加された[自動起動するプログラム]タブ

 以上で設定は完了だ。[閉じる]ボタンをクリックして、[セッション]ウィンドウを閉じる。次回ログイン時から、指定したプログラムが自動実行されるようになる。

 ちなみに、「セッション」はGNOME端末などからはgnome-session-propertiesコマンドで起動することもできる。

Linux Tips Index



 Linux Squareフォーラム Linux Tipsカテゴリ別インデックス
インストール/RPM ブート/ブートローダ
ファイル操作 環境設定
ユーザー管理 コンソール/ターミナル
X Window System セキュリティ
トラブルシューティング 他OS関係
ネットワーク ハードウェア
Webサーバ Samba
GNOME KDE
OpenOffice.org エミュレータ
ソフトウェア そのほか/FAQ
全Tips公開順インデックス Linux Tips月間ランキング
Linux Squareフォーラム全記事インデックス

MONOist組み込み開発フォーラムの中から、Linux関連記事を紹介します


Linux & OSS フォーラム 新着記事
@ITメールマガジン 新着情報やスタッフのコラムがメールで届きます(無料)

注目のテーマ

Linux & OSS 記事ランキング

本日 月間