宮原徹的Linux生活
其の一 Linuxでもハードのトラブルにはお手上げ

宮原 徹
2000/12/1

 皆さん、こんにちは。Linux Squareのガイドをしてます、「み。」こと宮原です。今回から、「宮原徹的Linux生活」と題して、私のLinux絡みの生活を(某電波少年っぽく)綴っていきたいと思いますのでよろしくお願いします。

11月○日

 自宅でOCNエコノミーのサーバとして使っていた1台のマシン。1年近く電源を入れっぱなしだったせいか、電源ユニットの冷却ファンが異常な音を発するようになってしまいました(なんというか、「ブオーーーン」という感じで、ものすごくうるさい)。

 OCNエコノミーはさすがに料金の高さが目立ってきたので先月末で解約してしまいました。なのでこのマシンも御役御免なわけですが、なんとなくふびんなので新しい電源を買ってきて交換してあげることにしました。で、いざ交換というわけですが、こいつがNLXというコンパクトなマシン用の仕様のため、電源部にたどり着くのにやれHDDを外すだCD-ROMドライブを外すだなんだと一苦労。また、内部にたまった埃で机の周りが埃だらけになるのは閉口ものですね。

 結局悪戦苦闘で30分以上かかって交換完了。ここからまた組み立て直しですが、お約束どおりなかなか奇麗に収まらず、さらに30分。なんとか交換作業が終了し、無事に静かに動き始めたのでした。しかし、ドライブベイの付け方が悪かったらしく、CD-ROMドライブがフロントベゼルに引っかかって開きません(笑)。また分解して組み立て直しをしなくては……。

 で、マシンが息を吹き返して再び動き出したからといって、特にこれといって何をするわけでもないのがちょっと悲しいですね。やっぱりLinuxはインターネットに常時接続じゃないと、いまひとつ使い勝手が悪いなあと思う人なんです、私は。

 前は手を抜いてDNSとメールサーバぐらいにしかしていなかった(もちろんOSはLinux)ので、常時接続ならネットワークカードをもう1枚買ってきてLinuxでゲートウェイにしちゃうんですけどね。私の住んでいる地域(川崎市多摩区)も年明けあたりにはADSLが利用可能になりそうな気配なので、今から予約入れているんですけど、このPC壱号(たった今命名しました)が活躍する日は来るのでしょうか。

 カーネル2.4が正式リリースになるのが先か、ADSLが使えるようになるのが先か、競争だなあ。カーネル2.4が出ていたら、2.4でゲートウェイを構築しよう、と心に誓うのでした。

 実は、あわせてノートPCも新しいものに買い換えていたりします。巷ではSONYのVAIOとかが人気あるみたいですが、私は昔から(?)パナソニックのLet's note派(いわゆる「れっつら〜」というやつですね)なので、3代目のLet's noteを買ってしまいました。

 最近のノートPCはCD-R/RWドライブが内蔵されていたりして、すごいですね。このマシンもLinuxにしよう、と思っていたら、その矢先にいきなりCFカードスロットが初期不良のようで、入院させないといけないらしいのです。そのため、ほとんどソフト的に手が出せなくなってしまったのでした。仕事の関係で入院させることもできず、この文章を書いているのですが、無事に入院して治った暁にはこいつもLinux化するぞ、と思ったのでした。

 というわけで、今回は初回にもかかわらずとりとめのない話になってしまいましたけど、来週は京都でLinux Conferenceが開かれます。当然私も行ってきますよ。久々に濃いLinux話がたくさん聞けるかと思うと楽しみ楽しみ。土産話を楽しみにしていてください。

では。

「宮原徹的Linux生活」

筆者紹介
宮原徹

株式会社アクアリウムコンピューター代表取締役社長/Project BLUE/日本Samba ユーザ会 広報。データベースの活用を中心としたLinuxによるビジネスソリューション構築のため、公私にわたり日々活動している。Linux Squareフォーラムのガイドとして、記事の執筆などを行う


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