自前のネームサーバに正しくアクセスしてもらうには

佐藤新太(JPRS)
2003/6/21

 外部から自前のネームサーバに正しくアクセスしてもらうためには、そのネームサーバを上位のゾーンを管理しているネームサーバに登録してもらう必要があります。例えば、「example.jp」の場合はJPのゾーンにありますので、JPのゾーンを管理しているJPRSのデータベースに「ns1.example.jp」をIPアドレスと一緒に登録します(図1)。

図1 上位のネームサーバへの登録

 登録が完了し、JPのゾーンに反映されれば、外部から自前のネームサーバに正しくアクセスすることができるようになります。

 もちろん、外部に公開する前にネームサーバが正しく動作するかを確認すること、そして上位のゾーンへ登録する際には設定される内容を間違いなく申請することが重要です。ネームサーバの名前やIPアドレスを間違えるとゾーンを正しく引けなくなりますので慎重に確認するようにしてください。なお、実際にはネームサーバは基本的に複数置いてください。

関連Tips 登録したドメイン名が使えるようになるまでの手順とは
登録したドメイン名のゾーンを管理するネームサーバの作り方とは
ネームサーバの設定を確認するには
ネームサーバの役割とは



DNS Tips Index


「Master of IP Network総合インデックス」


Master of IP Network フォーラム 新着記事
@ITメールマガジン 新着情報やスタッフのコラムがメールで届きます(無料)

注目のテーマ

Master of IP Network 記事ランキング

本日 月間