リゾルバとは

佐藤新太(JPRS)
2003/8/2

 リゾルバ(resolver)とは、ドメイン名を元にIPアドレスの情報を検索したり、IPアドレスからドメイン名の情報を検索する、名前の解決(name resolution)を行うソフトウェア・プログラムです。ネームサーバがDNSの情報提供を担う側であるのに対し、それを利用してドメイン名から必要な情報を解決(resolve)する側になります。

 リゾルバには「フルサービスリゾルバ (Full-Service Resolver)」と「スタブリゾルバ(Stub Resolver)」がありますが、単に「リゾルバ」と呼んだ場合には、一般的に「スタブリゾルバ」のことを指す場合が多いです。スタブリゾルバは、利用者から出される要望を元に、端末側で動作する検索プログラムです。

 Webブラウザやメールソフトでドメイン名を入力する場面があると、そのアプリケーションは、実際に通信を行うサーバのIPアドレスを調べるために、スタブリゾルバを呼び出します。スタブリゾルバはフルサービスリゾルバとの橋渡しとして動作し、調べたいドメイン名に関して再起検索をしてもらい情報を得ます。

 スタブリゾルバは、フルサービスリゾルバやコンテンツサーバとは異なり、単独の名前の付いたプロセスではありません。関数やライブラリとしてOSから提供されることが多いです。

 Windowsの「TCP/IP のプロパティ」や UNIX 系OSの/etc/resolv.confにネームサーバのIPアドレスを指定することがあると思いますが、これはスタブリゾルバの動作を制御するもので、交信するフルサービスリゾルバを指定しています。

関連Tips ネームサーバの3つの働きとは

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