岡田 大助
@IT編集部
2007年8月20日

■5分 - 実際にユビキタスIDの世界を体験しよう

 ユビキタスIDアーキテクチャを利用したユビキタス場所情報システムが日本各地で提供されています。

 東京ミッドタウンでは、館内や緑地、街路灯など500カ所以上にucodeが埋め込まれています。一般来場者を対象にユビキタス・コミュニケータを貸し出し、東京ミッドタウン内の彫刻、絵画、建築デザインを巡る「ユビキタス・アートツアー」が行われています。

 上野動物園では、展示施設前にucodeタグを設置し、動物を紹介する「上野動物園ユビキタスガイドサービス」が無料で利用できます。また、伊勢丹新宿店の屋上庭園「アイ・ガーデン」でも「アイ・ガーデン草花ガイドツアー」が行われています。

 島根県津和野町では、商工観光課が「津和野ユビキタスガイド(ユビナビ)」を実施しています。津和野町内の観光ルートの紹介や歴史などを提供しています。

 このほか、実証実験も数多く実施されています。国土交通省が推進する自律移動支援プロジェクトが青森県、東京都、静岡県、奈良県、大阪府、和歌山県、兵庫県、熊本県などで展開されています。

Index
5分で絶対に分かるユビキタスIDアーキテクチャ
  コンテキストアウェアネスを実現するユビキタスIDアーキテクチャ
  ユビキタスIDアーキテクチャの構成要素
  ucodeはどのように世界を表現するのか
  ucodeを用途によって使い分ける
  ユビキタスIDアーキテクチャを利用するために
実際にユビキタスIDの世界を体験しよう

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