Flashベースのリッチクライアントを体験(6) 3/3

Flexの表現力をActionScriptで強化する



電通国際情報サービス
公門 和也
2005/12/14

関数を外部ファイルに定義して呼び出す

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 今度は、関数を外部のファイルに記述する方法を行ってみましょう。

 メニューの「File」 → 「New...」で[New Document]のダイアログを表示させ、[General]タブの中央にある[Flex development]の[ActionScript]を選択し、[Create]ボタンをクリックします(図7)。

 新しいファイルが作成されたら、すぐにセーブして「Add3.as」という名前を付けてください。これによりflex-exampleサイトの直下に「Add3.as」が作成されます。(図8)

図7 New Documentダイアログ(クリックすると拡大します)


図8 Add3.asの作成(クリックすると拡大します)

 リスト4の関数をAdd3.asに定義します。

function calc() {
      result.text = Number(arg1.text) + Number(arg2.text);
}
リスト4 外部ファイル「Add3.as」にActionScriptで関数を記述

 以上により、外部ファイルに関数の定義ができました。続いて、mxml側からこの関数を呼び出すロジックを記述していきます。「Add3.mxml」という新しいファイルをflex-exampleサイトの直下に作成します。また、1ページ目で作成したAdd1.mxmlの図3までの手順でコンポーネントを配置します。

 Scriptタグは、外部ファイルをインクルードすることもできます。リスト5のように、source属性に先ほど作成したAdd3.asを指定します。

<mx:Script source="Add3.as"/>
リスト5 Scriptタグに外部ファイルを呼び出すコードを記述

 これにより、Add3.mxmlでAdd3.asの内容を同じファイル内に記述されているかのように扱うことができます(リスト6)。

<mx:Button label="calculate" click="calc()" />
リスト6 Buttonコンポーネントのclick属性に外部ファイルで定義した関数を呼び出すコードを記述(リスト3と同じ)

 では実際に実行してみましょう。先ほどと同じ結果になることを確認します。

図9 外部ファイル関数を呼び出す足し算アプリケーション(クリックすると拡大します)


まとめ

 FlexではこのようにActionScriptを用いてロジックを記述することができます。また、記述方法は、mxmlファイル内、あるいは外部のasファイルに記述することができます。今回は数値計算の例を取り上げましたが、ほかにもエフェクトに関するロジックなどを記述することもでき、ユーザーエクスペリエンスの向上を実現できるようになります。(連載完)

今回のシリーズをより詳細に説明した本『Flexでさわっておぼえるリッチクライアント』が発売されています。こちらの方もよろしくお願いします。

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 INDEX

Flashベースのリッチクライアントを体験 第6回
Flexの表現力をActionScriptで強化する
  Page 1
コンポーネントのタグ内にプロパティとして直接記述する
  Page 2
関数を同一ファイルに定義して呼び出す
Page 3
関数を外部ファイルに定義して呼び出す
まとめ




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