Flex2でWebアプリ開発(1)
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モックを3日で仕上げるFlex2とは?



クラスメソッド
成瀬 勉
2006/11/16

- PR -

サンプルアプリケーションの起動

 Flex Builder 2を起動すると初めに「Flex スタートページ」という画面が表示されます。

 このスタートページからはFlex2アプリケーションのチュートリアルやヘルプの閲覧、サンプルアプリケーションの実行やソースの表示などを行うことができます。

 スタートページはメニューの「ヘルプ→Flex スタートページ」からいつでも確認することができます。

画面5 Flex2.0のスタートページ(画面をクリックすると拡大します)

 ここでスタートページの真ん中の項にあるサンプルアプリケーションについて解説します。

・Flexコンポーネントエクスプローラ

 Flex標準コンポーネントの動作とサンプルソースを確認することができるアプリケーションです。

画面6 コンポーネントの動作を確認してみよう(画面をクリックすると拡大します)


・Flexスタイルエクスプローラ

 Flexコンポーネントの概観を設定するCSSのシミュレータです。コンポーネントの概観と実際のCSSを設定し確認することができます。

画面7 コンポーネントの見え方が設定できるCSSシミュレータ(画面をクリックすると拡大します)

  以下のサンプルは実際の開発コンセプトに沿って作られたサンプルです。Flexの表現力を体感することができます。さらに「プロジェクトを開く」を押下することでFlex Builder 2上にソースをインポートし内容を確認することができます。

・レストランファインダー

・Flex ストア

・ダッシュボード

・フォトビューアー

画面8 レストランファインダー(画面をクリックすると拡大します)

単純なアプリケーション作成

 最初にHello Worldというテキストを表示する簡単なFlexアプリケーションを作成してみましょう。

 メニューから「ファイル→新規→Flexプロジェクト」を選択します。「新規Flexプロジェクト」というダイアログが表示されます。

画面9 簡単なアプリケーションを作ってみよう

  最初に、作成するFlexアプリケーションからサーバにアクセスするときの手段を次の3種類から選択します。

・ベーシック

 サーバ接続を行わないアプリケーションや、HTTPリクエストおよびWebサービスでサーバ接続を行うアプリケーションを作成するときはこちらを選択します。

・ColdFusion Flash Remotingサービス

 サーバにColdFusionを使用し、ColdFusion Flash Remotingを用いて接続を行う場合はこちらを選択します。

・Flexデータサービス

 サーバにFlexデータサービスを使用する場合はこちらを選択します。

 Flexデータサービスを選択するとさらにSWFのコンパイルをローカル上で行うか、サーバ上でページ表示時に行うかを選択できます。

 今回はサーバ接続を行いませんので「ベーシック」がチェックされていることを確認して「次へ」を押してください。

 次にプロジェクト名を決めます。今回は「HelloWorldSample」と入力します。

画面10 アプリケーションに名前を付けよう(画面をクリックすると拡大します)

 入力したら「終了」を押します。しばらくすると次のような画面が表示されます。

画面3 サンプルのMXMLが表示される(画面をクリックすると拡大します)

 左側のナビゲーターという部分はプロジェクトの構成ファイルを表示します。bin、html-template、HelloWorldSample.mxmlという3つのファイルおよびフォルダが表示されているはずです。

 それぞれの意味は以下のとおりです。

・bin

 デフォルトではここにFlexBuilder 2上でコンパイルされた実行ファイルが出力されます。

・html-template

 SWFファイルをラップするHTMLファイルのテンプレートがここに入っています。

 HTMLやAjaxと混在したアプリケーションを作成するときはここのファイルを修正します。

・HelloWorldSample.mxml

 アプリケーションのメインのソースです。

 右側のソース編集画面にすでにHelloWorldSample.mxmlが開かれています。MXMLはXMLで書かれており、各コンポーネントはタグで表されています。

<mx:Application>

 このタグはアプリケーション全体を定義します。アプリケーション全体を通して1つだけ存在します。

 以下のタグを<mx:Application>の中に記述します。

<mx:Label text="HelloWorld" />

 保存をして「実行→HelloWorldSampleの実行」または「Ctrl+F11」またはツールバーの緑の丸い三角のアイコンをクリックするとブラウザが起動してアプリケーションが実行されます。

画面3 これで簡単なWebアプリケーションが完成

 これで、HelloWorldと表示されました。簡単にここまで作成できることがお分かりになられたと思います。次回はマクロメディアのXMLである、MXMLについてもう少し詳しく紹介します。

プロフィール:成瀬 勉(なるせ つとむ)
クラスメソッド株式会社 エンタープライズサービス部門アーキテクト
Macromedia FLASH MX 2004 Developer認定技術者
FlashエンジニアとしてWeb製作を経たのちWebアプリケーション開発に携わる。FlexやWPFなどのRIA開発および技術調査を日々行っている。

クラスメソッド株式会社での主な開発実績は、旭化成の電子ファイリングシステム、ひまわり証券のオンライントレードシステム、ベルシステム24の営業支援システムなど。
ブログ(C:\narun)も更新中。


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 INDEX

Flex2でWebアプリ開発(1) 
モックを3日で仕上げるFlex2とは?
  Page1
Adobe Flex Builder 2とは/Flex Builder 2のダウンロード/Flex Builder 2のインストール
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サンプルアプリケーションの起動/単純なアプリケーション作成




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