[運用]
社内サーバをクラウド・ストレージにバックアップする(前編)

2.Windows Azure無料評価版への登録

デジタルアドバンテージ 島田 広道
2012/04/05
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Windows Live IDの登録

 Windows Azureのサービスを利用するにはWindows Live IDが必須である。もしWindows Live IDを持っていない場合は、以下の手順で新規アカウントを作成する。すでに持っている場合は、「Windows Azureの3カ月無料評価版への登録」へ進んでいただきたい。

 まずWebブラウザでWindows Live IDのサインアップのページを開く。メール・アドレスなど必要事項を記入したら[同意する]ボタンをクリックする。

Windows Live IDのサインアップのページ
必要事項を記入して[同意]ボタンをクリックする。メール・アドレスは既存のものを指定できるし、新たに「@live.jp」ドメインのメール・アドレスを取得して指定することも可能だ。

 記入し終わって[同意]ボタンをクリックすると、指定したメール・アドレス宛に「アカウントの設定の完了」というメールが届く。その本文にある「下のリンクをクリックしてアカウントを確認してください。」というURLをWebブラウザで開く。ここでもしサインインの画面が表示されたら、申し込み時に指定したメール・アドレスとパスワードを指定してサインインする。これで「メール アドレスが確認されました」というページが表示されれば登録は完了だ。

Windows Live IDのメール・アドレス確認画面
申し込み時に登録したメール・アドレスに、その確認のためのメールが届く。そこに記されているURLをWebブラウザで開くと、このようなページが表示される。これで登録は完了だ。

Windows Azureの3カ月無料評価版への登録

 Windows Live IDが用意できたら、次はWindows Azureの3カ月無料評価版への登録をする。あらかじめWindows Live IDへサインインできることを確認しておくこと(Windows Azureの申し込み中にWindows Live IDの確認を求められるのを防ぐため)。また、無料だがクレジット・カードの登録が必須なので、利用できるクレジット・カードを用意しておく。

 WebブラウザでWindows Azureの登録ページを開いたら、右上に[無料評価版]というリンクが表示されるので、それをクリックする。

Windows Azureの登録ページ
これをクリックして3カ月無料評価版の登録を始める。

 次のページが表示されたら、[無料評価版]というボタンをクリックする。ここでWindows Liveへのサインインを求められたら、用意しておいたWindows Live IDを指定し、[サインイン]ボタンをクリックしてサインインする。

Windows Liveへのサインイン
あらかじめ用意しておいたWindows Live IDでサインインする。

 サインインすると、次のページが表示されるので、内容を確認してから右下の「→」アイコンをクリックする。

3カ月間無料評価版の申し込みウィザード
「日本」が選択されていることを確認する。
これをクリックすると、通常はクレジット・カードの情報を入力する画面が表示される。アカウントを確認するダイアログが表示されたら、指示に従って確認を済ませる。

 もしここで「アカウントの確認」というダイアログが表示されたら、画面の指示に従って確認用の携帯電話の番号などを入力し、アカウント確認を済ませる。

 クレジット・カードなどの情報を入力する画面が表示されるので、適宜入力する。終わったら、下方にある同意のチェックボックスをオンにしてから[次へ]ボタンをクリックする。

クレジット・カードの情報を入力する
無料評価版であってもクレジット・カードの入力は必要である。
あらかじめ用意しておいたクレジット・カードの情報を入力する。
料金の請求先の情報を入力する。
契約者となるユーザーのWindows Live IDのアカウント情報を入力する。サインイン中のWindows Live IDの情報でもよい。
これにチェックを入れてオンにする。
これをクリックして次へ進む。

 IEのセキュリティ設定によっては、ここで「このコンテンツはフレーム内で表示できません」といったエラーが表示されることがある。その場合は、IEの[インターネット オプション]−[セキュリティ]タブにて[信頼済みサイト]に「https://buy.live.com」を加えてから、再度試してみよう。筆者の環境ではこれで申し込みを完了できた。

 [次へ]ボタンのクリック後、正常なら「Windows Azure サブスクリプションを設定しています...」というダイアログが表示されてから数分待つと、次のページが表示される。これで申し込みは完了だ。

申し込み完了後に表示されるページ
このページはこのリンクからアクセスできる。
これをクリックすると、ストレージ使用量など現在の利用状況を確認できる。

 Windows Azureのリソース使用量などを確認するには、上のページで[サブスクリプション]をクリックして表示されるページで、「3 か月無料評価版」という行をクリックする。

申し込んだ3カ月無料評価版の使用状況
ストレージを含むWindows Azureの各種リソースの使用量などを確認できる。


 INDEX
  [運用]
  社内サーバをクラウド・ストレージにバックアップする(前編)
    1.クラウド・ストレージは対応ツールと組み合わせて活用する
  2.Windows Azure無料評価版への登録
    3.Windows AzureストレージとGladinet Cloud Serverのセットアップ
 
  社内サーバをクラウド・ストレージにバックアップする(後編)
    1.Gladinet Cloud ServerによるWindows Azureへのバックアップ
    2.Gladinet Cloud ServerによるWindows Azureからの復元

 運用

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